
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年7月〜9月期の名鉄知多新線 (富貴駅~内海駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.9万円/坪(9.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -28.1%( -12.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.5年(昨年 20.7年から +52.6 %増)。平均土地面積は 131.0 坪 (昨年 88.3 坪から +48.4 %増)。平均建物面積は 157.7 坪 (昨年 43.1 坪から +265.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。富貴駅、内海駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは富貴駅で昨年に比べ +36.8 %、坪単価は 81.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(富貴駅)は +36.8 %(坪単価 +22.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上野間駅)は -98.7 %(坪単価 -89.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 29.5 分 → 2019年 15.0 分、-49.2 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 28.6 % → 2019年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 20.7 年 → 2019年 31.5 年、+52.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった富貴駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.9万円/坪(24.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +36.8%( +22.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上野間駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -98.7%( -89.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
名鉄知多新線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
富貴駅 | 81.9万/坪 (0.5年/60.5坪) | 59.8万/坪 (0.5年/55.2坪) | 23.8万/坪 (34.9年/58.5坪) |
上野間駅 | 1.1万/坪 (54.5年/84.7坪) | 90.5万/坪 (16.5年/60.5坪) | - |
美浜緑苑駅 | - | - | - |
知多奥田駅 | 10.2万/坪 (36.5年/88.5坪) | 32.5万/坪 (10.0年/74.1坪) | - |
野間駅 | - | 19.3万/坪 (48.5年/303坪) | 18.2万/坪 (47.0年/47.6坪) |
内海駅 | 30.5万/坪 (34.5年/333坪) | 23.3万/坪 (42.5年/24.2坪) | 36.7万/坪 (20.5年/175坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
富貴駅 81.9 万/坪(昨年同期比 +36.8 %)
富貴駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.9万円/坪(24.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +36.8%( +22.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.5年(昨年 0.5年から +0.0 %減)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 55.2 坪から +9.6 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 31.8 坪から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 8.0 分 → 2019年 3.0 分、-62.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)
上野間駅 1.1 万/坪(昨年同期比 -98.7 %)
上野間駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -98.7%( -89.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 54.5年(昨年 16.5年から +230.2 %増)。平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 60.5 坪から +40.0 %増)。平均建物面積は 87.7 坪 (昨年 28.7 坪から +205.3 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 16.5 年 → 2019年 54.5 年、+230.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 24.5 分 → 2019年 30.0 分、+22.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示