【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期の名鉄広見線 (犬山駅~善師野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.6万円/坪(18.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -19.4%( -14.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +266.7%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.0年(昨年 19.7年から -3.4 %減)。平均土地面積は 76.3 坪 (昨年 68.6 坪から +11.3 %増)。平均建物面積は 47.6 坪 (昨年 29.7 坪から +59.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(犬山駅)は -28.1 %(坪単価 -24.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(善師野駅)は -37.5 %(坪単価 -18.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 27.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった犬山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.9万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -28.1%( -24.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +250.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった善師野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.4万円/坪(9.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -37.5%( -18.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
名鉄広見線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
犬山駅 | 62.9万/坪 (17.7年/65.5坪) | 87.6万/坪 (19.5年/71.1坪) | 80.3万/坪 (12.0年/40.8坪) |
富岡前駅 | 81.4万/坪 (21.0年/124坪) | - | 43.4万/坪 (34.0年/68.1坪) |
善師野駅 | 31.4万/坪 (21.5年/66.6坪) | 50.2万/坪 (20.0年/63.5坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
犬山駅 62.9 万/坪(昨年同期比 -28.1 %)
犬山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.9万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -28.1%( -24.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +250.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.7年(昨年 19.5年から -9.2 %減)。平均土地面積は 65.5 坪 (昨年 71.1 坪から -7.9 %減)。平均建物面積は 51.0 坪 (昨年 22.7 坪から +124.8 %増)。
善師野駅 31.4 万/坪(昨年同期比 -37.5 %)
善師野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.4万円/坪(9.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -37.5%( -18.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.5年(昨年 20.0年から +7.5 %増)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 63.5 坪から +4.8 %増)。平均建物面積は 43.1 坪 (昨年 43.9 坪から -1.7 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.0 分 → 2021年 18.0 分、+50.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示