【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期の東海交通事業城北線 (枇杷島駅~勝川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.9万円/坪(26.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -0.5%( -0.4万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 40 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.7年(昨年 13.9年から +5.9 %増)。平均土地面積は 69.0 坪 (昨年 43.8 坪から +57.7 %増)。平均建物面積は 51.6 坪 (昨年 36.0 坪から +43.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。枇杷島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは枇杷島駅で昨年に比べ +52.8 %、坪単価は 69.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(枇杷島駅)は +52.8 %(坪単価 +24.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(勝川駅)は -8.7 %(坪単価 -9.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 43.3 % → 2021年 45.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 13.3 % → 2021年 12.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 25.0 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 6.7 % → 2021年 2.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった勝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.5万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -8.7%( -9.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて +40.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった枇杷島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.4万円/坪(21.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +52.8%( +24.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
東海交通事業城北線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
枇杷島駅 | 69.4万/坪 (14.8年/65.0坪) | 45.4万/坪 (29.4年/37.3坪) | 77.7万/坪 (19.9年/59.0坪) |
尾張星の宮駅 | - | - | - |
小田井駅 | - | - | - |
比良駅 | - | - | - |
味美駅 | 81.7万/坪 (17.2年/87.9坪) | 81.5万/坪 (13.9年/49.6坪) | 64.5万/坪 (19.2年/65.9坪) |
勝川駅 | 97.5万/坪 (11.2年/43.8坪) | 107万/坪 (9.3年/35.7坪) | 121万/坪 (3.7年/41.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
枇杷島駅 69.4 万/坪(昨年同期比 +52.8 %)
枇杷島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.4万円/坪(21.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +52.8%( +24.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.8年(昨年 29.4年から -49.9 %減)。平均土地面積は 65.0 坪 (昨年 37.3 坪から +74.3 %増)。平均建物面積は 66.9 坪 (昨年 31.3 坪から +113.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 29.4 年 → 2021年 14.8 年、-49.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.7 分 → 2021年 18.0 分、+42.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 50.0 %)
勝川駅 97.5 万/坪(昨年同期比 -8.7 %)
勝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.5万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -8.7%( -9.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて +40.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 11.2年(昨年 9.3年から +20.8 %増)。平均土地面積は 43.8 坪 (昨年 35.7 坪から +22.6 %増)。平均建物面積は 33.2 坪 (昨年 31.6 坪から +4.9 %増)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 9.3 年 → 2021年 11.2 年、+20.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.3 分 → 2021年 18.5 分、+20.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 21.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示