【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の東海交通事業城北線 (枇杷島駅～勝川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.0万円/坪(28.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +2.5％( +2.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 39 件(１年前(2020年)に比べて +44.4％( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 10.0年(昨年 6.7年から +50.8 ％増)。平均土地面積は 58.5 坪 (昨年 51.2 坪から +14.2 ％増)。平均建物面積は 41.5 坪 (昨年 44.0 坪から -5.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。味美駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは味美駅で昨年に比べ +11.6 ％、坪単価は 90.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(味美駅)は +11.6 ％(坪単価 +9.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(勝川駅)は -7.6 ％(坪単価 -7.8 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 6.7 年 → 2021年 10.0 年、+50.8 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 74.1 ％ → 2021年 44.7 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 18.5 ％ → 2021年 21.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった勝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.7万円/坪(28.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -7.6％( -7.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 24 件(１年前(2020年)に比べて +166.7％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった味美駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.6万円/坪(27.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +11.6％( +9.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2020年)に比べて -12.5％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
| 東海交通事業城北線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 枇杷島駅 | - | 110万/坪 (0.25年/52.9坪) | 85.8万/坪 (11.8年/62.0坪) |
| 尾張星の宮駅 | 88.2万/坪 (0.25年/52.9坪) | - | - |
| 小田井駅 | - | - | - |
| 比良駅 | - | - | - |
| 味美駅 | 90.6万/坪 (10.0年/43.9坪) | 81.2万/坪 (10.8年/57.8坪) | 102万/坪 (6.1年/48.4坪) |
| 勝川駅 | 94.7万/坪 (10.5年/67.2坪) | 102万/坪 (0.8年/39.2坪) | 92.0万/坪 (10.6年/71.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
味美駅 90.6 万/坪(昨年同期比 +11.6 ％)
味美駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.6万円/坪(27.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +11.6％( +9.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2020年)に比べて -12.5％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 10.0年(昨年 10.8年から -6.8 ％減)。平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 57.8 坪から -24.1 ％減)。平均建物面積は 39.0 坪 (昨年 52.7 坪から -26.0 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 31.2 ％ → 2021年 15.4 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 ％ → 2021年 7.1 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 56.2 ％ → 2021年 53.8 ％)
勝川駅 94.7 万/坪(昨年同期比 -7.6 ％)
勝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.7万円/坪(28.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -7.6％( -7.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 24 件(１年前(2020年)に比べて +166.7％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 10.5年(昨年 0.8年から +1194.1 ％増)。平均土地面積は 67.2 坪 (昨年 39.2 坪から +71.7 ％増)。平均建物面積は 43.5 坪 (昨年 30.9 坪から +40.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 21.4 分 → 2021年 19.0 分、-11.2 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 0.8 年 → 2021年 10.5 年、+1194.1 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 37.5 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示