【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期のJR予讃支線 (向井原駅～伊予大洲駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.2万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -44.7％( -17.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2022年)に比べて -11.1％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 44.4年(昨年 35.2年から +26.3 ％増)。平均土地面積は 54.8 坪 (昨年 75.3 坪から -27.2 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 47.5 坪から -33.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(伊予大洲駅)は -52.2 ％(坪単価 -20.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(内子駅)は -52.3 ％(坪単価 -21.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 21.2 分 → 2023年 13.5 分、-36.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 ％ → 2023年 14.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 35.2 年 → 2023年 44.4 年、+26.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 71.4 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった内子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -52.3％( -21.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった伊予大洲駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.5万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -52.2％( -20.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
| JR予讃支線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 向井原駅 | - | - | - |
| 伊予大平駅 | 24.4万/坪 (26.5年/48.4坪) | - | - |
| 伊予中山駅 | - | - | - |
| 伊予立川駅 | - | - | - |
| 内子駅 | 19.8万/坪 (17.5年/42.4坪) | 41.5万/坪 (43.3年/84.7坪) | 17.4万/坪 (25.5年/230坪) |
| 新谷駅 | 40.9万/坪 (41.5年/60.5坪) | - | - |
| 伊予大洲駅 | 18.5万/坪 (56.3年/57.5坪) | 38.7万/坪 (27.0年/67.8坪) | 9.3万/坪 (44.0年/52.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
伊予大洲駅 18.5 万/坪(昨年同期比 -52.2 ％)
伊予大洲駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.5万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -52.2％( -20.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 56.3年(昨年 27.0年から +108.3 ％増)。平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 67.8 坪から -15.2 ％減)。平均建物面積は 32.4 坪 (昨年 63.5 坪から -49.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 19.0 分 → 2023年 11.8 分、-37.9 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 27.0 年 → 2023年 56.3 年、+108.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
内子駅 19.8 万/坪(昨年同期比 -52.3 ％)
内子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -52.3％( -21.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.5年(昨年 43.3年から -59.5 ％減)。平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 84.7 坪から -50.0 ％減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 31.4 坪から +25.3 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 43.3 年 → 2023年 17.5 年、-59.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 24.0 分 → 2023年 5.0 分、-79.2 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示