【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期のJR予讃支線 (向井原駅～伊予大洲駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.1万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +81.3％( +17.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて -28.6％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.5年(昨年 42.7年から +13.7 ％増)。平均土地面積は 114.3 坪 (昨年 54.9 坪から +108.3 ％増)。平均建物面積は 47.2 坪 (昨年 28.5 坪から +65.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。伊予大洲駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは内子駅で昨年に比べ +4066.5 ％、坪単価は 91.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(内子駅)は +4066.5 ％(坪単価 +89.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新谷駅)は -60.7 ％(坪単価 -24.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 33.4 分 → 2023年 23.6 分、-29.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 42.7 年 → 2023年 48.5 年、+13.7 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 80.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった内子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.8万円/坪(27.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +4066.5％( +89.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.0万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -60.7％( -24.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR予讃支線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 向井原駅 | 30.7万/坪 (46.3年/182坪) | 13.8万/坪 (43.3年/22.7坪) | 38.9万/坪 (61.3年/75.6坪) |
| 伊予大平駅 | - | - | - |
| 伊予中山駅 | - | - | - |
| 伊予立川駅 | - | - | - |
| 内子駅 | 91.8万/坪 (0年/46.9坪) | 2.2万/坪 (0年/63.5坪) | 33.1万/坪 (34.8年/89.2坪) |
| 新谷駅 | 16.0万/坪 (46.3年/142坪) | 40.6万/坪 (41.8年/76.4坪) | 66.7万/坪 (15.8年/63.5坪) |
| 伊予大洲駅 | 28.5万/坪 (50.8年/101坪) | 18.0万/坪 (43.3年/48.4坪) | 31.2万/坪 (31.3年/71.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
内子駅 91.8 万/坪(昨年同期比 +4066.5 ％)
内子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.8万円/坪(27.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +4066.5％( +89.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 63.5 坪から -26.2 ％減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 22.7 坪から +20.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 120.0 分 → 2023年 8.0 分、-93.3 ％と大きく減少)
新谷駅 16.0 万/坪(昨年同期比 -60.7 ％)
新谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.0万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -60.7％( -24.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.3年(昨年 41.8年から +10.8 ％増)。平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 76.4 坪から +86.1 ％増)。平均建物面積は 87.7 坪 (昨年 31.0 坪から +182.9 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 41.8 年 → 2023年 46.3 年、+10.8 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 28.0 分 → 2023年 60.0 分、+114.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示