【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期の伊予鉄高浜線 (高浜駅～松山市駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.6万円/坪(16.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -26.1％( -19.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 28 件(１年前(2020年)に比べて +47.4％( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 12.8年から +94.8 ％増)。平均土地面積は 68.3 坪 (昨年 50.5 坪から +35.2 ％増)。平均建物面積は 64.9 坪 (昨年 34.8 坪から +86.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(西衣山駅)は +171.4 ％(坪単価 +41.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高浜駅)は -95.4 ％(坪単価 -85.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 16.3 分 → 2021年 13.7 分、-16.2 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 10.5 ％ → 2021年 21.4 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 12.8 年 → 2021年 25.0 年、+94.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.6 ％ → 2021年 20.8 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 45.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西衣山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +171.4％( +41.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -95.4％( -85.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 伊予鉄高浜線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高浜駅 | 4.1万/坪 (48.0年/40.8坪) | 89.5万/坪 (0年/34.8坪) | - |
| 梅津寺駅 | 62.9万/坪 (13.0年/59.0坪) | - | - |
| 港山駅 | - | - | - |
| 三津駅 | 15.4万/坪 (32.0年/60.5坪) | 59.4万/坪 (13.0年/45.4坪) | 31.0万/坪 (34.0年/47.6坪) |
| 山西駅 | 61.1万/坪 (23.2年/54.3坪) | 78.4万/坪 (14.4年/50.3坪) | 42.0万/坪 (36.0年/40.1坪) |
| 西衣山駅 | 66.1万/坪 (36.0年/28.7坪) | 24.4万/坪 (36.0年/66.6坪) | 69.8万/坪 (11.0年/46.9坪) |
| 衣山駅 | 55.9万/坪 (20.4年/119坪) | 83.0万/坪 (8.2年/50.8坪) | 65.7万/坪 (11.0年/42.4坪) |
| 古町駅 | 28.6万/坪 (25.0年/30.3坪) | - | - |
| 大手町駅 | 46.8万/坪 (44.0年/25.7坪) | - | - |
| 松山市駅 | 61.3万/坪 (37.0年/57.9坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西衣山駅 66.1 万/坪(昨年同期比 +171.4 ％)
西衣山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +171.4％( +41.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.0年(昨年 36.0年から +0.0 ％減)。平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 66.6 坪から -56.8 ％減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 28.7 坪から -26.3 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 8.0 分 → 2021年 11.0 分、+37.5 ％と大きく増加)
高浜駅 4.1 万/坪(昨年同期比 -95.4 ％)
高浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -95.4％( -85.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 34.8 坪から +17.4 ％増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 25.7 坪から +41.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 21.0 分 → 2021年 16.0 分、-23.8 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示