【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の伊予鉄城北線 (古町駅～平和通1丁目駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.6万円/坪(19.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -8.4％( -5.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 14 件(１年前(2020年)に比べて +133.3％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.8年(昨年 11.3年から +120.0 ％増)。平均土地面積は 86.4 坪 (昨年 61.8 坪から +39.9 ％増)。平均建物面積は 61.5 坪 (昨年 59.7 坪から +3.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。本町6丁目駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは平和通1丁目駅で昨年に比べ -25.8 ％、坪単価は 14.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(本町6丁目駅)は -15.8 ％(坪単価 -14.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(平和通1丁目駅)は -25.8 ％(坪単価 -5.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 38.5 分 → 2021年 20.4 分、-47.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 11.3 年 → 2021年 24.8 年、+120.0 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 25.0 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 ％ → 2021年 33.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった本町6丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.6万円/坪(24.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -15.8％( -14.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平和通1丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -25.8％( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 伊予鉄城北線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 古町駅 | 42.0万/坪 (24.3年/31.8坪) | - | - |
| 萱町6丁目駅 | 39.7万/坪 (37.3年/56.0坪) | - | 38.3万/坪 (38.3年/121坪) |
| 本町6丁目駅 | 79.6万/坪 (16.9年/104坪) | 94.5万/坪 (4.6年/45.8坪) | 78.3万/坪 (16.8年/69.1坪) |
| 木屋町駅 | - | - | - |
| 高砂町駅 | - | - | 44.1万/坪 (41.3年/48.4坪) |
| 清水町駅 | - | - | - |
| 鉄砲町駅 | - | - | - |
| 赤十字病院前駅 | - | - | - |
| 平和通1丁目駅 | 14.3万/坪 (50.3年/43.1坪) | 19.3万/坪 (31.3年/93.8坪) | 93.7万/坪 (1.3年/69.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
本町6丁目駅 79.6 万/坪(昨年同期比 -15.8 ％)
本町6丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.6万円/坪(24.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -15.8％( -14.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.9年(昨年 4.6年から +268.0 ％増)。平均土地面積は 103.6 坪 (昨年 45.8 坪から +126.4 ％増)。平均建物面積は 61.0 坪 (昨年 76.0 坪から -19.7 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 4.6 年 → 2021年 16.9 年、+268.0 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 ％ → 2021年 37.5 ％)
平和通1丁目駅 14.3 万/坪(昨年同期比 -25.8 ％)
平和通1丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -25.8％( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 50.3年(昨年 31.3年から +60.8 ％増)。平均土地面積は 43.1 坪 (昨年 93.8 坪から -54.0 ％減)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 27.2 坪から +77.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 75.0 分 → 2021年 33.5 分、-55.3 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 31.3 年 → 2021年 50.3 年、+60.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示