【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期のJR鳴門線 (池谷駅～鳴門駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.0万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +10.0％( +3.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +33.3％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.1年(昨年 38.1年から -39.3 ％減)。平均土地面積は 78.3 坪 (昨年 100.6 坪から -22.2 ％減)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 39.1 坪から +4.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(撫養駅)は +148.2 ％(坪単価 +47.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鳴門駅)は -30.0 ％(坪単価 -15.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 38.1 年 → 2021年 23.1 年、-39.3 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 25.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +148.2％( +47.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鳴門駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.0万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -30.0％( -15.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR鳴門線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 池谷駅 | - | - | 22.0万/坪 (21.8年/218坪) |
| 阿波大谷駅 | - | - | - |
| 立道駅 | - | 16.3万/坪 (45.8年/84.7坪) | - |
| 教会前駅 | - | - | 59.4万/坪 (16.3年/58.2坪) |
| 金比羅前駅 | 30.7万/坪 (37.4年/60.5坪) | - | - |
| 撫養駅 | 79.3万/坪 (1.8年/49.9坪) | 32.0万/坪 (47.5年/122坪) | 15.3万/坪 (34.8年/109坪) |
| 鳴門駅 | 37.0万/坪 (17.8年/98.7坪) | 52.9万/坪 (20.3年/76.4坪) | 25.5万/坪 (25.6年/124坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
撫養駅 79.3 万/坪(昨年同期比 +148.2 ％)
撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +148.2％( +47.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.8年(昨年 47.5年から -96.3 ％減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 122.0 坪から -59.1 ％減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 36.8 坪から -17.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 47.5 年 → 2021年 1.8 年、-96.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 15.3 分 → 2021年 5.0 分、-67.4 ％と大きく減少)
鳴門駅 37.0 万/坪(昨年同期比 -30.0 ％)
鳴門駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.0万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -30.0％( -15.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.8年(昨年 20.3年から -12.3 ％減)。平均土地面積は 98.7 坪 (昨年 76.4 坪から +29.2 ％増)。平均建物面積は 51.0 坪 (昨年 34.8 坪から +46.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 20.3 年 → 2021年 17.8 年、-12.3 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 14.5 分 → 2021年 23.8 分、+63.8 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 25.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示