【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期のJR鳴門線 (池谷駅～鳴門駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.5万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +21.0％( +6.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2020年)に比べて +66.7％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.4年(昨年 34.9年から -30.0 ％減)。平均土地面積は 98.7 坪 (昨年 130.3 坪から -24.2 ％減)。平均建物面積は 54.1 坪 (昨年 70.2 坪から -22.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。撫養駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは撫養駅で昨年に比べ +91.9 ％、坪単価は 49.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(撫養駅)は +91.9 ％(坪単価 +23.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鳴門駅)は -27.3 ％(坪単価 -13.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 34.9 年 → 2021年 24.4 年、-30.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 ％ → 2021年 20.0 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 40.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 26.1 分 → 2021年 34.1 分、+30.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 11.1 ％ → 2021年 6.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.0万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +91.9％( +23.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった教会前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.4万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +18.5％( +5.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR鳴門線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 池谷駅 | - | - | - |
| 阿波大谷駅 | - | 6.1万/坪 (48.5年/141坪) | - |
| 立道駅 | - | - | - |
| 教会前駅 | 34.4万/坪 (30.0年/99.8坪) | 29.0万/坪 (32.0年/165坪) | - |
| 金比羅前駅 | - | - | - |
| 撫養駅 | 49.0万/坪 (2.0年/30.3坪) | 25.6万/坪 (26.5年/45.4坪) | 49.9万/坪 (0年/125坪) |
| 鳴門駅 | 34.5万/坪 (25.7年/104坪) | 47.5万/坪 (32.4年/129坪) | 41.9万/坪 (15.9年/87.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
撫養駅 49.0 万/坪(昨年同期比 +91.9 ％)
撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.0万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +91.9％( +23.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 2.0年(昨年 26.5年から -92.4 ％減)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 45.4 坪から -33.3 ％減)。平均建物面積は 18.2 坪 (昨年 164.1 坪から -88.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 26.5 年 → 2021年 2.0 年、-92.4 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 18.0 分 → 2021年 16.0 分、-11.1 ％と減少)
鳴門駅 34.5 万/坪(昨年同期比 -27.3 ％)
鳴門駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.5万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -27.3％( -13.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2020年)に比べて +333.3％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.7年(昨年 32.4年から -20.5 ％減)。平均土地面積は 103.9 坪 (昨年 128.6 坪から -19.2 ％減)。平均建物面積は 58.2 坪 (昨年 25.7 坪から +126.2 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 32.4 年 → 2021年 25.7 年、-20.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 41.7 分 → 2021年 36.8 分、-11.8 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 23.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 38.5 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示