【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜12月期のJR土讃線 (坪尻駅~大歩危駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.1万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +46.8%( +4.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて -64.7%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.6年(昨年 45.2年から -23.6 %減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 78.2 坪から -18.7 %減)。平均建物面積は 49.6 坪 (昨年 56.1 坪から -11.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。三縄駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三縄駅で昨年に比べ +39.6 %、坪単価は 10.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(三縄駅)は +39.6 %(坪単価 +3.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(阿波池田駅)は +17.5 %(坪単価 +2.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 45.2 年 → 2021年 34.6 年、-23.6 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 27.3 分 → 2021年 10.0 分、-63.4 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 76.9 % → 2021年 20.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 23.1 % → 2021年 80.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった阿波池田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +17.5%( +2.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三縄駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +39.6%( +3.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR土讃線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
坪尻駅 | - | - | - |
箸蔵駅 | - | - | - |
佃駅 | - | 20.4万/坪 (49.4年/83.9坪) | - |
阿波池田駅 | 15.0万/坪 (36.5年/69.9坪) | 12.8万/坪 (45.9年/91.1坪) | 7.6万/坪 (66.0年/71.8坪) |
三縄駅 | 10.6万/坪 (26.8年/31.8坪) | 7.6万/坪 (35.3年/40.1坪) | - |
祖谷口駅 | - | 7.1万/坪 (48.3年/66.6坪) | - |
阿波川口駅 | - | 5.0万/坪 (53.4年/105坪) | 22.9万/坪 (57.5年/54.5坪) |
小歩危駅 | - | - | - |
大歩危駅 | - | 1.2万/坪 (40.0年/70.0坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三縄駅 10.6 万/坪(昨年同期比 +39.6 %)
三縄駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +39.6%( +3.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.8年(昨年 35.3年から -24.1 %減)。平均土地面積は 31.8 坪 (昨年 40.1 坪から -20.8 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 31.8 坪から +19.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 35.3 年 → 2021年 26.8 年、-24.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 45.0 分 → 2021年 21.0 分、-53.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)
阿波池田駅 15.0 万/坪(昨年同期比 +17.5 %)
阿波池田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +17.5%( +2.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.5年(昨年 45.9年から -20.4 %減)。平均土地面積は 69.9 坪 (昨年 91.1 坪から -23.3 %減)。平均建物面積は 52.6 坪 (昨年 69.6 坪から -24.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 45.9 年 → 2021年 36.5 年、-20.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 13.0 分 → 2021年 7.8 分、-40.0 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 25.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示