【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜9月期の阿佐海岸鉄道 (阿波海南駅~宍喰駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -45.3%( -12.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 42.2年(昨年 35.7年から +18.1 %増)。平均土地面積は 132.6 坪 (昨年 107.4 坪から +23.5 %増)。平均建物面積は 79.4 坪 (昨年 51.8 坪から +53.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。海部駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは海部駅で昨年に比べ +24.6 %、坪単価は 20.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(海部駅)は +24.6 %(坪単価 +4.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(阿波海南駅)は -54.2 %(坪単価 -21.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.4 分 → 2022年 11.5 分、-20.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 35.7 年 → 2022年 42.2 年、+18.1 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 % → 2022年 85.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった海部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.7万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +24.6%( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった阿波海南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.0万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -54.2%( -21.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
阿佐海岸鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
阿波海南駅 | 18.0万/坪 (45.8年/138坪) | 39.2万/坪 (26.4年/209坪) | 9.6万/坪 (41.1年/96.0坪) |
海部駅 | 20.7万/坪 (34.4年/218坪) | 16.6万/坪 (36.7年/78.7坪) | - |
宍喰駅 | 4.5万/坪 (44.7年/67.6坪) | - | 1.9万/坪 (49.5年/56.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
海部駅 20.7 万/坪(昨年同期比 +24.6 %)
海部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.7万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +24.6%( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 34.4年(昨年 36.7年から -6.1 %減)。平均土地面積は 217.8 坪 (昨年 78.7 坪から +176.9 %増)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 28.7 坪から -15.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 20.5 分 → 2022年 4.5 分、-78.0 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 50.0 %)
阿波海南駅 18.0 万/坪(昨年同期比 -54.2 %)
阿波海南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.0万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -54.2%( -21.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 45.8年(昨年 26.4年から +73.4 %増)。平均土地面積は 137.6 坪 (昨年 208.7 坪から -34.1 %減)。平均建物面積は 120.6 坪 (昨年 74.9 坪から +61.1 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 26.4 年 → 2022年 45.8 年、+73.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.5 分 → 2022年 16.6 分、+32.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示