【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の井原鉄道 (御領駅~神辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.0万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -25.5%( -15.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +57.1%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.5年(昨年 22.4年から +13.6 %増)。平均土地面積は 64.4 坪 (昨年 86.4 坪から -25.5 %減)。平均建物面積は 30.5 坪 (昨年 30.3 坪から +0.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。湯野駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは湯野駅で昨年に比べ +5.8 %、坪単価は 66.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(湯野駅)は +5.8 %(坪単価 +3.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(御領駅)は -34.6 %(坪単価 -20.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 42.9 % → 2022年 36.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 22.4 年 → 2022年 25.5 年、+13.6 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 13.1 分 → 2022年 15.0 分、+14.1 %と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 57.1 % → 2022年 36.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +5.8%( +3.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御領駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.2万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -34.6%( -20.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
井原鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御領駅 | 39.2万/坪 (28.1年/66.6坪) | 60.0万/坪 (29.3年/126坪) | 17.8万/坪 (44.3年/59.0坪) |
湯野駅 | 66.1万/坪 (21.8年/66.6坪) | 62.4万/坪 (19.7年/70.8坪) | 61.2万/坪 (9.8年/68.1坪) |
神辺駅 | 22.7万/坪 (26.3年/54.5坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
湯野駅 66.1 万/坪(昨年同期比 +5.8 %)
湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +5.8%( +3.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.8年(昨年 19.7年から +10.7 %増)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 70.8 坪から -6.0 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 31.8 坪から -9.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.4 分 → 2022年 8.8 分、-39.2 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 19.7 年 → 2022年 21.8 年、+10.7 %と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 % → 2022年 50.0 %)
御領駅 39.2 万/坪(昨年同期比 -34.6 %)
御領駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.2万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -34.6%( -20.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.1年(昨年 29.3年から -4.1 %減)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 125.5 坪から -47.0 %減)。平均建物面積は 29.0 坪 (昨年 26.5 坪から +9.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.0 分 → 2022年 19.2 分、+92.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示