【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜3月期の井原鉄道 (御領駅~神辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.7万円/坪(10.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -56.5%( -46.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +160.0%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.7年(昨年 0.8年から +1865.1 %増)。平均土地面積は 101.9 坪 (昨年 103.2 坪から -1.2 %減)。平均建物面積は 72.0 坪 (昨年 30.6 坪から +135.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(湯野駅)は -50.7 %(坪単価 -54.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(神辺駅)は -75.9 %(坪単価 -56.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 0.8 年 → 2020年 14.7 年、+1865.1 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 27.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.7万円/坪(16.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -50.7%( -54.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった神辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.8万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -75.9%( -56.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
井原鉄道 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御領駅 | 32.8万/坪 (20.4年/106坪) | - | 44.1万/坪 (23.0年/164坪) |
湯野駅 | 52.7万/坪 (3.3年/45.8坪) | 107万/坪 (2.0年/66.6坪) | - |
神辺駅 | 17.8万/坪 (23.5年/169坪) | 73.8万/坪 (0.3年/50.9坪) | 26.4万/坪 (23.0年/142坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
湯野駅 52.7 万/坪(昨年同期比 -50.7 %)
湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.7万円/坪(16.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -50.7%( -54.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 3.3年(昨年 2.0年から +62.6 %増)。平均土地面積は 45.8 坪 (昨年 66.6 坪から -31.2 %減)。平均建物面積は 31.4 坪 (昨年 31.8 坪から -1.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 2.0 年 → 2020年 3.3 年、+62.6 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 25.0 %)
神辺駅 17.8 万/坪(昨年同期比 -75.9 %)
神辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.8万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -75.9%( -56.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 23.5年(昨年 0.3年から +6954.9 %増)。平均土地面積は 168.9 坪 (昨年 50.9 坪から +231.7 %増)。平均建物面積は 171.4 坪 (昨年 30.3 坪から +466.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 12.0 分 → 2020年 9.3 分、-22.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 0.3 年 → 2020年 23.5 年、+6954.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示