【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜12月期の井原鉄道 (御領駅～神辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.6万円/坪(13.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +17.9％( +6.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 25 件(１年前(2018年)に比べて +212.5％( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.4年(昨年 24.1年から +5.5 ％増)。平均土地面積は 116.7 坪 (昨年 102.5 坪から +13.9 ％増)。平均建物面積は 58.5 坪 (昨年 46.2 坪から +26.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。御領駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは御領駅で昨年に比べ +5.3 ％、坪単価は 30.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(御領駅)は +5.3 ％(坪単価 +1.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(神辺駅)は -14.3 ％(坪単価 -7.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 28.2 分 → 2019年 10.6 分、-62.5 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 ％ → 2019年 42.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 ％ → 2019年 26.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった神辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.5万円/坪(12.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -14.3％( -7.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2018年)に比べて +366.7％( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御領駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +5.3％( +1.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2018年)に比べて +75.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 井原鉄道 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 御領駅 | 30.6万/坪 (29.4年/206坪) | 29.0万/坪 (30.3年/133坪) | 35.8万/坪 (23.1年/82.2坪) |
| 湯野駅 | 62.1万/坪 (23.1年/63.5坪) | - | 75.6万/坪 (7.3年/65.5坪) |
| 神辺駅 | 42.5万/坪 (25.1年/83.4坪) | 49.6万/坪 (11.6年/80.7坪) | 49.4万/坪 (23.4年/173坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御領駅 30.6 万/坪(昨年同期比 +5.3 ％)
御領駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +5.3％( +1.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2018年)に比べて +75.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.4年(昨年 30.3年から -2.8 ％減)。平均土地面積は 206.1 坪 (昨年 133.5 坪から +54.4 ％増)。平均建物面積は 28.2 坪 (昨年 54.5 坪から -48.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 23.2 分 → 2019年 12.9 分、-44.7 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 ％ → 2019年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 66.7 ％)
神辺駅 42.5 万/坪(昨年同期比 -14.3 ％)
神辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.5万円/坪(12.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -14.3％( -7.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2018年)に比べて +366.7％( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.1年(昨年 11.6年から +115.8 ％増)。平均土地面積は 83.4 坪 (昨年 80.7 坪から +3.4 ％増)。平均建物面積は 42.6 坪 (昨年 35.3 坪から +20.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 39.0 分 → 2019年 10.1 分、-74.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 11.6 年 → 2019年 25.1 年、+115.8 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 41.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示