この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期の一畑電車北松江線 (出雲科学館パークタウン前駅~松江しんじ湖温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.1万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -67.7%( -23.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 58.5年(昨年 48.3年から +21.3 %増)。平均土地面積は 82.3 坪 (昨年 163.5 坪から -49.7 %減)。平均建物面積は 26.0 坪 (昨年 97.2 坪から -73.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。雲州平田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは松江イングリッシュガーデン前駅で昨年に比べ +175.0 %、坪単価は 16.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(松江イングリッシュガーデン前駅)は +175.0 %(坪単価 +10.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(雲州平田駅)は +71.4 %(坪単価 +4.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 60.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 48.3 年 → 2022年 58.5 年、+21.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.1 分 → 2022年 11.2 分、+22.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 85.7 % → 2022年 100.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった松江イングリッシュガーデン前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +175.0%( +10.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった雲州平田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +71.4%( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
一畑電車北松江線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
出雲科学館パークタウン前駅 | - | 19.1万/坪 (47.5年/203坪) | - |
大津町駅 | - | - | - |
武志駅 | - | 28.0万/坪 (43.5年/115坪) | 57.5万/坪 (0.5年/69.6坪) |
川跡駅 | - | - | 97.7万/坪 (-0.50年/78.7坪) |
大寺駅 | - | - | - |
美談駅 | - | - | - |
旅伏駅 | - | - | - |
雲州平田駅 | 9.7万/坪 (58.5年/40.8坪) | 5.7万/坪 (59.0年/79.4坪) | 38.9万/坪 (32.2年/95.8坪) |
布崎駅 | - | - | - |
湖遊館新駅 | - | - | - |
園駅 | - | 6.6万/坪 (49.5年/54.5坪) | - |
一畑口駅 | - | - | 22.6万/坪 (50.5年/133坪) |
津ノ森駅 | - | - | - |
松江フォーゲルパーク駅 | - | - | - |
秋鹿町駅 | - | - | - |
長江駅 | - | - | - |
朝日ケ丘駅 | - | 58.8万/坪 (30.5年/81.7坪) | - |
松江イングリッシュガーデン前駅 | 16.5万/坪 (0年/248坪) | 6.0万/坪 (0年/242坪) | - |
松江しんじ湖温泉駅 | - | 144万/坪 (48.5年/454坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
松江イングリッシュガーデン前駅 16.5 万/坪(昨年同期比 +175.0 %)
松江イングリッシュガーデン前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +175.0%( +10.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 248.1 坪 (昨年 242.0 坪から +2.5 %増)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 33.3 坪から +45.5 %増)。
雲州平田駅 9.7 万/坪(昨年同期比 +71.4 %)
雲州平田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +71.4%( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 58.5年(昨年 59.0年から -0.8 %減)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 79.4 坪から -48.6 %減)。平均建物面積は 20.4 坪 (昨年 60.5 坪から -66.2 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 6.8 分、+35.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示