【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期のJR八戸線 (角の浜駅~久慈駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.5万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +37.1%( +7.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -57.7%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.8年(昨年 35.9年から +5.1 %増)。平均土地面積は 172.1 坪 (昨年 158.1 坪から +8.9 %増)。平均建物面積は 52.5 坪 (昨年 45.1 坪から +16.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。久慈駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは久慈駅で昨年に比べ +28.0 %、坪単価は 30.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(久慈駅)は +28.0 %(坪単価 +6.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(陸中夏井駅)は -55.2 %(坪単価 -12.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 39.1 % → 2024年 27.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 25.7 分 → 2024年 29.5 分、+14.8 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 43.5 % → 2024年 54.5 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 23.1 % → 2024年 9.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった久慈駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +28.0%( +6.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて -52.6%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった陸中夏井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -55.2%( -12.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR八戸線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
角の浜駅 | - | - | - |
平内駅 | - | - | 12.3万/坪 (19.5年/132坪) |
種市駅 | - | 2.2万/坪 (61.0年/160坪) | 9.7万/坪 (42.5年/186坪) |
玉川駅 | - | - | - |
宿戸駅 | - | 6.3万/坪 (35.3年/99.8坪) | - |
陸中八木駅 | - | - | - |
陸中中野駅 | - | 15.0万/坪 (15.0年/109坪) | - |
侍浜駅 | - | 7.6万/坪 (44.8年/257坪) | - |
陸中夏井駅 | 10.4万/坪 (47.2年/315坪) | 23.1万/坪 (40.8年/139坪) | 9.0万/坪 (56.3年/51.4坪) |
久慈駅 | 30.6万/坪 (35.7年/137坪) | 23.9万/坪 (33.4年/159坪) | 33.8万/坪 (26.4年/138坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
久慈駅 30.6 万/坪(昨年同期比 +28.0 %)
久慈駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +28.0%( +6.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて -52.6%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.7年(昨年 33.4年から +6.7 %増)。平均土地面積は 136.5 坪 (昨年 159.2 坪から -14.3 %減)。平均建物面積は 49.3 坪 (昨年 49.1 坪から +0.5 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 47.1 % → 2024年 22.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 35.3 % → 2024年 55.6 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 17.6 % → 2024年 11.1 %)
陸中夏井駅 10.4 万/坪(昨年同期比 -55.2 %)
陸中夏井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -55.2%( -12.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 47.2年(昨年 40.8年から +15.6 %増)。平均土地面積は 314.6 坪 (昨年 139.2 坪から +126.1 %増)。平均建物面積は 65.0 坪 (昨年 24.2 坪から +168.8 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 40.8 年 → 2024年 47.2 年、+15.6 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 4.0 分 → 2024年 22.0 分、+450.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示