【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期のJR八戸線 (角の浜駅~久慈駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.7万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +85.0%( +10.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて -27.3%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.6年(昨年 39.9年から -5.8 %減)。平均土地面積は 146.7 坪 (昨年 165.3 坪から -11.2 %減)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 56.1 坪から -19.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(久慈駅)は +127.0 %(坪単価 +19.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(陸中夏井駅)は -27.8 %(坪単価 -3.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 31.4 分 → 2021年 18.2 分、-41.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 55.6 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 44.4 % → 2021年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった久慈駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.2万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +127.0%( +19.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった陸中夏井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -27.8%( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR八戸線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
角の浜駅 | - | - | - |
平内駅 | - | - | - |
種市駅 | - | 8.3万/坪 (49.3年/145坪) | - |
玉川駅 | - | - | - |
宿戸駅 | - | - | - |
陸中八木駅 | - | - | - |
陸中中野駅 | - | 12.2万/坪 (32.3年/218坪) | 18.9万/坪 (26.3年/230坪) |
侍浜駅 | - | 10.3万/坪 (34.3年/271坪) | - |
陸中夏井駅 | 7.8万/坪 (45.8年/93.8坪) | 10.9万/坪 (32.3年/90.0坪) | - |
久慈駅 | 34.2万/坪 (33.5年/164坪) | 15.1万/坪 (42.3年/147坪) | 18.0万/坪 (39.0年/102坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
久慈駅 34.2 万/坪(昨年同期比 +127.0 %)
久慈駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.2万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +127.0%( +19.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.5年(昨年 42.3年から -20.7 %減)。平均土地面積は 164.4 坪 (昨年 146.7 坪から +12.0 %増)。平均建物面積は 44.4 坪 (昨年 61.1 坪から -27.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 42.3 年 → 2021年 33.5 年、-20.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 16.7 %)
陸中夏井駅 7.8 万/坪(昨年同期比 -27.8 %)
陸中夏井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -27.8%( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 45.8年(昨年 32.3年から +41.9 %増)。平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 90.0 坪から +4.2 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 41.6 坪から +12.7 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 32.3 年 → 2021年 45.8 年、+41.9 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示