
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜9月期の秋田新幹線 (盛岡駅~雫石駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.1万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -7.5%( -3.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 90 件(1年前(2023年)に比べて -45.1%( -74件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.6年(昨年 31.4年から +0.7 %増)。平均土地面積は 105.7 坪 (昨年 86.0 坪から +22.9 %増)。平均建物面積は 58.8 坪 (昨年 58.8 坪から -0.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。雫石駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは雫石駅で昨年に比べ +7.9 %、坪単価は 18.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(雫石駅)は +7.9 %(坪単価 +1.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(盛岡駅)は -6.5 %(坪単価 -3.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 39.1 % → 2024年 28.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 11.3 % → 2024年 15.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 38.3 分 → 2024年 42.8 分、+11.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.1 % → 2024年 42.4 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 3.3 % → 2024年 2.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった盛岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.9万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -6.5%( -3.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 85 件(1年前(2023年)に比べて -46.2%( -73件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった雫石駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.8万円/坪(5.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +7.9%( +1.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
秋田新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
盛岡駅 | 49.9万/坪 (31.8年/103坪) | 53.4万/坪 (31.4年/84.8坪) | 52.5万/坪 (30.4年/81.7坪) |
雫石駅 | 18.8万/坪 (27.3年/151坪) | 17.4万/坪 (31.5年/133坪) | 25.1万/坪 (34.4年/82.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
雫石駅 18.8 万/坪(昨年同期比 +7.9 %)
雫石駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.8万円/坪(5.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +7.9%( +1.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 31.5年から -13.4 %減)。平均土地面積は 150.9 坪 (昨年 133.1 坪から +13.4 %増)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 109.2 坪から -55.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 31.5 年 → 2024年 27.3 年、-13.4 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 80.0 % → 2024年 60.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 48.3 分 → 2024年 64.4 分、+33.2 %と大きく増加)
盛岡駅 49.9 万/坪(昨年同期比 -6.5 %)
盛岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.9万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -6.5%( -3.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 85 件(1年前(2023年)に比べて -46.2%( -73件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.8年(昨年 31.4年から +1.5 %増)。平均土地面積は 103.0 坪 (昨年 84.8 坪から +21.5 %増)。平均建物面積は 59.4 坪 (昨年 56.8 坪から +4.6 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 37.7 % → 2024年 26.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 11.6 % → 2024年 16.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.7 % → 2024年 43.8 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 3.4 % → 2024年 2.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示