【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年7月〜9月期の三陸鉄道リアス線 (盛駅～久慈駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -42.2％( -16.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(１年前(2018年)に比べて +37.5％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.7年(昨年 30.6年から +33.0 ％増)。平均土地面積は 77.6 坪 (昨年 114.6 坪から -32.3 ％減)。平均建物面積は 32.3 坪 (昨年 63.4 坪から -49.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。岩泉小本駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは岩泉小本駅で昨年に比べ +63.3 ％、坪単価は 22.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(岩泉小本駅)は +63.3 ％(坪単価 +8.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(久慈駅)は -42.0 ％(坪単価 -10.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 53.4 分 → 2019年 32.6 分、-38.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.2 ％ → 2019年 13.6 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 30.6 年 → 2019年 40.7 年、+33.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 ％ → 2019年 63.2 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宮古駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.6万円/坪(6.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -40.9％( -15.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった久慈駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -42.0％( -10.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2018年)に比べて +75.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 三陸鉄道リアス線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 盛駅 | 17.3万/坪 (49.0年/92.3坪) | - | 15.8万/坪 (46.8年/82.9坪) |
| 陸前赤崎駅 | - | - | - |
| 綾里駅 | - | - | - |
| 三陸駅 | - | - | - |
| 吉浜駅 | - | - | - |
| 唐丹駅 | - | - | - |
| 平田駅 | - | - | - |
| 釜石駅 | - | 113万/坪 (3.5年/74.1坪) | 20.5万/坪 (35.0年/99.2坪) |
| 両石駅 | - | - | - |
| 鵜住居駅 | - | - | - |
| 大槌駅 | 34.3万/坪 (23.9年/92.8坪) | - | - |
| 吉里吉里駅 | - | - | - |
| 岩手船越駅 | 7.3万/坪 (0年/54.5坪) | - | 29.6万/坪 (0年/43.9坪) |
| 織笠駅 | - | - | - |
| 陸中山田駅 | - | - | - |
| 豊間根駅 | - | - | - |
| 払川駅 | - | - | - |
| 津軽石駅 | - | - | - |
| 八木沢・宮古短大駅 | - | - | - |
| 磯鶏駅 | - | - | - |
| 宮古駅 | 22.6万/坪 (42.9年/53.4坪) | 38.3万/坪 (32.2年/89.7坪) | 33.6万/坪 (34.8年/72.6坪) |
| 山口団地駅 | 30.1万/坪 (52.5年/57.5坪) | - | - |
| 一の渡駅 | 51.7万/坪 (29.5年/59.0坪) | - | - |
| 佐羽根駅 | - | - | - |
| 田老駅 | - | - | - |
| 摂待駅 | - | - | - |
| 岩泉小本駅 | 22.0万/坪 (0年/25.7坪) | 13.5万/坪 (47.2年/113坪) | - |
| 島越駅 | - | - | - |
| 田野畑駅 | - | - | - |
| 普代駅 | - | - | - |
| 白井海岸駅 | - | - | - |
| 堀内駅 | - | - | - |
| 野田玉川駅 | - | - | - |
| 陸中野田駅 | - | - | - |
| 陸中宇部駅 | - | - | - |
| 久慈駅 | 14.3万/坪 (43.8年/104坪) | 24.7万/坪 (29.3年/174坪) | 13.7万/坪 (40.5年/69.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
岩泉小本駅 22.0 万/坪(昨年同期比 +63.3 ％)
岩泉小本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +63.3％( +8.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 112.7 坪から -77.2 ％減)。平均建物面積は 13.6 坪 (昨年 40.5 坪から -66.4 ％減)。
久慈駅 14.3 万/坪(昨年同期比 -42.0 ％)
久慈駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -42.0％( -10.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2018年)に比べて +75.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 43.8年(昨年 29.3年から +49.7 ％増)。平均土地面積は 103.7 坪 (昨年 173.9 坪から -40.4 ％減)。平均建物面積は 41.7 坪 (昨年 84.7 坪から -50.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 24.0 分 → 2019年 15.9 分、-33.9 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 29.3 年 → 2019年 43.8 年、+49.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 71.4 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示