【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜3月期のいわて銀河鉄道線 (盛岡駅～金田一温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.6万円/坪(18.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +32.8％( +15.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 68 件(１年前(2018年)に比べて +9.7％( +6件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 19.4年(昨年 27.8年から -30.1 ％減)。平均土地面積は 89.8 坪 (昨年 118.4 坪から -24.2 ％減)。平均建物面積は 45.0 坪 (昨年 60.9 坪から -26.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。盛岡駅、青山駅、巣子駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは巣子駅で昨年に比べ +97.0 ％、坪単価は 52.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(巣子駅)は +97.0 ％(坪単価 +25.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(厨川駅)は +8.0 ％(坪単価 +5.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 27.8 年 → 2019年 19.4 年、-30.1 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 17.6 ％ → 2019年 37.7 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 35.3 ％ → 2019年 16.4 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 31.4 ％ → 2019年 37.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった厨川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.4万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +8.0％( +5.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 13 件(１年前(2018年)に比べて +333.3％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった巣子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.3万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +97.0％( +25.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| いわて銀河鉄道線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 盛岡駅 | 61.5万/坪 (22.4年/82.6坪) | 50.5万/坪 (26.5年/116坪) | 48.3万/坪 (28.1年/83.4坪) |
| 青山駅 | 53.9万/坪 (29.6年/118坪) | 42.8万/坪 (25.7年/79.3坪) | 47.3万/坪 (28.9年/99.7坪) |
| 厨川駅 | 67.4万/坪 (13.5年/98.5坪) | 62.5万/坪 (36.0年/127坪) | 63.7万/坪 (14.9年/65.5坪) |
| 巣子駅 | 52.3万/坪 (13.8年/64.7坪) | 26.5万/坪 (17.0年/74.1坪) | 34.7万/坪 (17.3年/70.2坪) |
| 滝沢駅 | 62.0万/坪 (6.8年/61.6坪) | 51.9万/坪 (23.0年/319坪) | 25.6万/坪 (20.0年/76.1坪) |
| 渋民駅 | - | - | 10.9万/坪 (31.7年/210坪) |
| 好摩駅 | 18.4万/坪 (34.0年/93.8坪) | - | - |
| 岩手川口駅 | - | - | - |
| いわて沼宮内駅 | - | 7.7万/坪 (41.0年/74.6坪) | 3.5万/坪 (26.0年/93.3坪) |
| 御堂駅 | - | - | - |
| 奥中山高原駅 | - | - | - |
| 小繋駅 | - | - | - |
| 小鳥谷駅 | - | - | - |
| 一戸駅 | - | - | - |
| 二戸駅 | - | 23.7万/坪 (42.4年/161坪) | 48.9万/坪 (0年/118坪) |
| 斗米駅 | - | - | - |
| 金田一温泉駅 | 76.6万/坪 (0年/174坪) | - | 2.5万/坪 (14.0年/247坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
巣子駅 52.3 万/坪(昨年同期比 +97.0 ％)
巣子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.3万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +97.0％( +25.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 13.8年(昨年 17.0年から -18.8 ％減)。平均土地面積は 64.7 坪 (昨年 74.1 坪から -12.7 ％減)。平均建物面積は 29.0 坪 (昨年 36.3 坪から -20.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 17.0 年 → 2019年 13.8 年、-18.8 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 60.0 分 → 2019年 38.2 分、-36.3 ％と大きく減少)
厨川駅 67.4 万/坪(昨年同期比 +8.0 ％)
厨川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.4万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +8.0％( +5.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 13 件(１年前(2018年)に比べて +333.3％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 13.5年(昨年 36.0年から -62.6 ％減)。平均土地面積は 98.5 坪 (昨年 127.1 坪から -22.4 ％減)。平均建物面積は 44.8 坪 (昨年 89.7 坪から -50.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 36.0 年 → 2019年 13.5 年、-62.6 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2018年 27.3 分 → 2019年 23.4 分、-14.4 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 ％ → 2019年 36.4 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示