【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年4月〜6月期の水島臨海鉄道 (倉敷市駅～三菱自工前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.2万円/坪(21.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +52.2％( +24.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(１年前(2018年)に比べて +125.0％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.8年(昨年 24.5年から -23.4 ％減)。平均土地面積は 73.9 坪 (昨年 90.8 坪から -18.6 ％減)。平均建物面積は 63.0 坪 (昨年 57.2 坪から +10.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。
上位 2 駅(常盤駅、福井駅)は +1025.8 ％(坪単価 +147.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(浦田駅、栄駅)は -36.2 ％(坪単価 -31.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 24.5 年 → 2019年 18.8 年、-23.4 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.2 ％ → 2019年 38.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 45.5 ％ → 2019年 19.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.2 ％ → 2019年 23.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった常盤駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 216万円/坪(65.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +1530.4％( +202.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった弥生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.0万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +185.4％( +27.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 水島臨海鉄道 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 倉敷市駅 | - | - | - |
| 球場前駅 | - | 66.1万/坪 (14.3年/63.5坪) | 13.0万/坪 (39.3年/58.2坪) |
| 西富井駅 | 103万/坪 (12.8年/98.3坪) | 42.6万/坪 (23.3年/52.2坪) | 60.1万/坪 (0.25年/57.5坪) |
| 福井駅 | 110万/坪 (22.3年/64.5坪) | 17.6万/坪 (32.3年/363坪) | - |
| 浦田駅 | 48.1万/坪 (20.3年/70.1坪) | 94.5万/坪 (1.3年/49.9坪) | 68.2万/坪 (12.3年/64.7坪) |
| 弥生駅 | 42.0万/坪 (25.0年/52.0坪) | 14.7万/坪 (40.8年/76.4坪) | 73.5万/坪 (10.7年/50.8坪) |
| 栄駅 | 54.2万/坪 (19.0年/57.5坪) | 70.6万/坪 (6.3年/85.5坪) | 79.9万/坪 (6.3年/51.2坪) |
| 常盤駅 | 216万/坪 (0.25年/303坪) | 13.2万/坪 (48.3年/51.4坪) | - |
| 水島駅 | 54.2万/坪 (17.1年/52.4坪) | 53.1万/坪 (19.8年/66.6坪) | 35.9万/坪 (21.8年/82.3坪) |
| 三菱自工前駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
常盤駅 215.6 万/坪(昨年同期比 +1530.4 ％)
常盤駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 216万円/坪(65.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +1530.4％( +202.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.3年(昨年 48.3年から -99.5 ％減)。平均土地面積は 302.5 坪 (昨年 51.4 坪から +488.2 ％増)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 15.1 坪から +360.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 48.3 年 → 2019年 0.3 年、-99.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 8.0 分 → 2019年 3.0 分、-62.5 ％と大きく減少)
福井駅 109.5 万/坪(昨年同期比 +521.2 ％)
福井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +521.2％( +91.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.3年(昨年 32.3年から -31.0 ％減)。平均土地面積は 64.5 坪 (昨年 363.0 坪から -82.2 ％減)。平均建物面積は 37.1 坪 (昨年 226.9 坪から -83.7 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 32.3 年 → 2019年 22.3 年、-31.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 ％ → 2019年 33.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.0 分 → 2019年 12.0 分、+33.3 ％と大きく増加)
浦田駅 48.1 万/坪(昨年同期比 -49.1 ％)
浦田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.1万円/坪(14.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -49.1％( -46.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.3年(昨年 1.3年から +1518.5 ％増)。平均土地面積は 70.1 坪 (昨年 49.9 坪から +40.4 ％増)。平均建物面積は 35.8 坪 (昨年 31.8 坪から +12.7 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 1.3 年 → 2019年 20.3 年、+1518.5 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 15.0 分 → 2019年 19.0 分、+26.7 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 ％ → 2019年 50.0 ％)
栄駅 54.2 万/坪(昨年同期比 -23.2 ％)
栄駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.2万円/坪(16.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -23.2％( -16.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.0年(昨年 6.3年から +204.0 ％増)。平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 85.5 坪から -32.7 ％減)。平均建物面積は 124.8 坪 (昨年 49.2 坪から +153.8 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 6.3 年 → 2019年 19.0 年、+204.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示