物件種別
対象路線
調査期間
中古一戸建て
2023年
2023年4月9月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

中古一戸建て相場の概況

2023年4月〜9月期の智頭急行智頭線 (宮本武蔵駅あわくら温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -39.3%( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -22.2%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 34.4年(昨年 27.8年から +23.7 %増)。平均土地面積は 149.3 坪 (昨年 150.9 坪から -1.1 %減)。平均建物面積は 71.7 坪 (昨年 28.7 坪から +149.6 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。

上位 1 駅(西粟倉駅)は +120.9 %(坪単価 +6.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大原駅)は -80.7 %(坪単価 -13.8 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2022年 27.8 年 → 2023年 34.4 年、+23.7 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 30.6 分 → 2023年 47.3 分、+54.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 50.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西粟倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +120.9%( +6.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -80.7%( -13.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

智頭急行智頭線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
智頭急行智頭線現状(2023)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
宮本武蔵駅9.6万/坪
(28.7年/188坪)
--
大原駅3.3万/坪
(47.5年/133坪)
17.2万/坪
(28.3年/191坪)
15.4万/坪
(21.3年/228坪)
西粟倉駅11.3万/坪
(36.3年/80.9坪)
5.1万/坪
(25.3年/133坪)
-
あわくら温泉駅--2.5万/坪
(41.0年/203坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

西粟倉駅11.3 万/坪(昨年同期比 +120.9 %)

西粟倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +120.9%( +6.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 36.3年(昨年 25.3年から +43.6 %増)。平均土地面積は 80.9 坪 (昨年 133.1 坪から -39.2 %減)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 60.5 坪から -22.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 90.0 分 → 2023年 60.0 分、-33.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2022年 25.3 年 → 2023年 36.3 年、+43.6 %と大きく増加)

大原駅3.3 万/坪(昨年同期比 -80.7 %)

大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -80.7%( -13.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 47.5年(昨年 28.3年から +68.1 %増)。平均土地面積は 133.1 坪 (昨年 190.6 坪から -30.2 %減)。平均建物面積は 163.4 坪 (昨年 22.4 坪から +629.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 14.2 分 → 2023年 11.0 分、-22.4 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2022年 28.3 年 → 2023年 47.5 年、+68.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 % → 2023年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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