【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜9月期の智頭急行智頭線 (宮本武蔵駅~あわくら温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.1万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +14.6%( +1.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.1年(昨年 29.4年から +5.9 %増)。平均土地面積は 219.8 坪 (昨年 273.0 坪から -19.5 %減)。平均建物面積は 90.8 坪 (昨年 83.8 坪から +8.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。大原駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大原駅で昨年に比べ +9.9 %、坪単価は 15.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(大原駅)は +9.9 %(坪単価 +1.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大原駅)は +9.9 %(坪単価 +1.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 23.8 分 → 2021年 13.0 分、-45.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 71.4 % → 2021年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +9.9%( +1.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +9.9%( +1.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
智頭急行智頭線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宮本武蔵駅 | - | 5.4万/坪 (36.2年/366坪) | 3.1万/坪 (47.8年/154坪) |
大原駅 | 15.4万/坪 (21.3年/228坪) | 14.0万/坪 (24.3年/180坪) | 9.2万/坪 (35.3年/124坪) |
西粟倉駅 | - | - | 13.8万/坪 (31.5年/93.8坪) |
あわくら温泉駅 | 2.5万/坪 (41.0年/203坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大原駅 15.4 万/坪(昨年同期比 +9.9 %)
大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +9.9%( +1.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.3年(昨年 24.3年から -12.6 %減)。平均土地面積は 228.4 坪 (昨年 180.0 坪から +26.9 %増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 60.5 坪から -40.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 24.3 年 → 2021年 21.3 年、-12.6 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 24.2 分 → 2021年 12.0 分、-50.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示