【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期のJR陸羽西線 (新庄駅~余目駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -48.9%( -19.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2021年)に比べて +8.3%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 29.4年(昨年 21.4年から +37.4 %増)。平均土地面積は 136.6 坪 (昨年 79.8 坪から +71.2 %増)。平均建物面積は 59.1 坪 (昨年 43.4 坪から +36.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。余目駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは余目駅で昨年に比べ +42.5 %、坪単価は 38.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(余目駅)は +42.5 %(坪単価 +11.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新庄駅)は -63.7 %(坪単価 -35.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 18.2 % → 2022年 16.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 21.4 年 → 2022年 29.4 年、+37.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 22.2 分 → 2022年 27.0 分、+21.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 36.4 % → 2022年 66.7 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 27.3 % → 2022年 8.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった余目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.1万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +42.5%( +11.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新庄駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -63.7%( -35.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR陸羽西線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新庄駅 | 20.0万/坪 (29.2年/133坪) | 55.0万/坪 (16.6年/73.9坪) | 72.4万/坪 (0.25年/78.7坪) |
升形駅 | 1.2万/坪 (0年/293坪) | - | - |
津谷駅 | 0.8万/坪 (46.3年/43.9坪) | - | 8.8万/坪 (8.3年/239坪) |
古口駅 | - | 6.2万/坪 (51.3年/112坪) | - |
清川駅 | - | - | - |
狩川駅 | - | - | - |
南野駅 | - | - | - |
余目駅 | 38.1万/坪 (21.8年/119坪) | 26.8万/坪 (21.0年/80.5坪) | 66.1万/坪 (0.25年/46.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
余目駅 38.1 万/坪(昨年同期比 +42.5 %)
余目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.1万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +42.5%( +11.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.8年(昨年 21.0年から +3.6 %増)。平均土地面積は 118.7 坪 (昨年 80.5 坪から +47.6 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 42.0 坪から +8.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 50.0 %)
新庄駅 20.0 万/坪(昨年同期比 -63.7 %)
新庄駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -63.7%( -35.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.2年(昨年 16.6年から +75.7 %増)。平均土地面積は 133.4 坪 (昨年 73.9 坪から +80.7 %増)。平均建物面積は 56.8 坪 (昨年 44.2 坪から +28.6 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 16.6 年 → 2022年 29.2 年、+75.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 88.9 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示