【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期のJR美祢線 (厚狭駅～長門市駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.9万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +198.7％( +17.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(１年前(2021年)に比べて +77.8％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.5年(昨年 45.7年から -28.8 ％減)。平均土地面積は 208.1 坪 (昨年 137.0 坪から +52.0 ％増)。平均建物面積は 49.6 坪 (昨年 59.4 坪から -16.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。長門湯本駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは厚狭駅で昨年に比べ +290.8 ％、坪単価は 30.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(厚狭駅)は +290.8 ％(坪単価 +22.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(美祢駅)は -15.9 ％(坪単価 -2.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 45.7 年 → 2022年 32.5 年、-28.8 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 58.8 分 → 2022年 14.2 分、-75.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 87.5 ％ → 2022年 7.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長門市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.3万円/坪(11.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +286.2％( +28.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて +1000.0％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長門湯本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +96.9％( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR美祢線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 厚狭駅 | 30.8万/坪 (33.8年/154坪) | 7.9万/坪 (53.8年/142坪) | 45.3万/坪 (42.8年/94.1坪) |
| 湯ノ峠駅 | - | - | - |
| 厚保駅 | - | - | - |
| 四郎ケ原駅 | - | - | - |
| 南大嶺駅 | - | 12.4万/坪 (18.8年/148坪) | - |
| 美祢駅 | 11.1万/坪 (23.8年/237坪) | 13.2万/坪 (48.3年/240坪) | - |
| 重安駅 | - | 9.2万/坪 (43.8年/154坪) | 34.8万/坪 (26.8年/109坪) |
| 於福駅 | - | - | - |
| 長門湯本駅 | 5.0万/坪 (51.8年/99.8坪) | 2.5万/坪 (54.8年/27.2坪) | 9.4万/坪 (21.8年/113坪) |
| 板持駅 | - | - | 11.0万/坪 (0年/112坪) |
| 長門市駅 | 38.3万/坪 (31.2年/224坪) | 9.9万/坪 (43.8年/112坪) | 5.5万/坪 (49.8年/98.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
厚狭駅 30.8 万/坪(昨年同期比 +290.8 ％)
厚狭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.8万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +290.8％( +22.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.8年(昨年 53.8年から -37.2 ％減)。平均土地面積は 154.3 坪 (昨年 142.2 坪から +8.5 ％増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 62.0 坪から -46.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 53.8 年 → 2022年 33.8 年、-37.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.5 分 → 2022年 25.0 分、+51.5 ％と大きく増加)
美祢駅 11.1 万/坪(昨年同期比 -15.9 ％)
美祢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.1万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -15.9％( -2.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 23.8年(昨年 48.3年から -50.8 ％減)。平均土地面積は 236.7 坪 (昨年 239.7 坪から -1.3 ％減)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 121.0 坪から -76.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 48.3 年 → 2022年 23.8 年、-50.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 25.5 分 → 2022年 48.0 分、+88.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示