【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜12月期のJR宮崎空港線 (田吉駅～宮崎空港駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.2万円/坪(17.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +13.4％( +6.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 31 件(１年前(2020年)に比べて +55.0％( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.5年(昨年 28.4年から -13.7 ％減)。平均土地面積は 60.8 坪 (昨年 97.7 坪から -37.8 ％減)。平均建物面積は 36.8 坪 (昨年 45.0 坪から -18.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。田吉駅、宮崎空港駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは宮崎空港駅で昨年に比べ +12.4 ％、坪単価は 49.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(宮崎空港駅)は +12.4 ％(坪単価 +5.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(田吉駅)は +11.3 ％(坪単価 +6.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 28.4 年 → 2021年 24.5 年、-13.7 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 38.9 ％ → 2021年 23.3 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 20.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 27.8 ％ → 2021年 43.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった田吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.8万円/坪(17.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +11.3％( +6.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 29 件(１年前(2020年)に比べて +70.6％( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった宮崎空港駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.2万円/坪(14.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +12.4％( +5.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR宮崎空港線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 田吉駅 | 58.8万/坪 (24.8年/61.7坪) | 52.8万/坪 (29.0年/99.1坪) | 44.2万/坪 (26.4年/115坪) |
| 宮崎空港駅 | 49.2万/坪 (20.6年/48.4坪) | 43.8万/坪 (25.5年/89.7坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宮崎空港駅 49.2 万/坪(昨年同期比 +12.4 ％)
宮崎空港駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.2万円/坪(14.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +12.4％( +5.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.6年(昨年 25.5年から -19.1 ％減)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 89.7 坪から -46.1 ％減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 39.3 坪から -30.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 25.5 年 → 2021年 20.6 年、-19.1 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 14.7 分 → 2021年 11.0 分、-25.0 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 50.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 50.0 ％)
田吉駅 58.8 万/坪(昨年同期比 +11.3 ％)
田吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.8万円/坪(17.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +11.3％( +6.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 29 件(１年前(2020年)に比べて +70.6％( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.8年(昨年 29.0年から -14.5 ％減)。平均土地面積は 61.7 坪 (昨年 99.1 坪から -37.7 ％減)。平均建物面積は 37.5 坪 (昨年 46.2 坪から -18.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 29.0 年 → 2021年 24.8 年、-14.5 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 ％ → 2021年 21.4 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.3 ％ → 2021年 17.9 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 26.7 ％ → 2021年 46.4 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示