【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期のJR陸羽東線 (小牛田駅～中山平温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.1万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -84.7％( -250.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(１年前(2020年)に比べて -12.9％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 14.2年(昨年 22.5年から -36.6 ％減)。平均土地面積は 109.2 坪 (昨年 102.4 坪から +6.6 ％増)。平均建物面積は 46.1 坪 (昨年 38.3 坪から +20.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(北浦駅)は +139.5 ％(坪単価 +16.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(古川駅)は -90.4 ％(坪単価 -519.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 22.5 年 → 2021年 14.2 年、-36.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 8.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 52.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 32.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった古川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.3万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -90.4％( -519.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(１年前(2020年)に比べて +13.3％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった塚目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.6万円/坪(7.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -34.5％( -13.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR陸羽東線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小牛田駅 | - | 38.7万/坪 (20.0年/87.3坪) | 60.5万/坪 (7.3年/81.2坪) |
| 北浦駅 | 28.2万/坪 (26.5年/103坪) | 11.8万/坪 (47.0年/303坪) | 22.0万/坪 (44.0年/99.8坪) |
| 陸前谷地駅 | - | - | - |
| 古川駅 | 55.3万/坪 (8.2年/86.6坪) | 574万/坪 (19.0年/74.8坪) | 57.3万/坪 (16.0年/108坪) |
| 塚目駅 | 25.6万/坪 (31.0年/70.6坪) | 39.0万/坪 (14.5年/132坪) | 59.2万/坪 (1.0年/46.9坪) |
| 西古川駅 | 31.7万/坪 (15.0年/154坪) | 43.1万/坪 (22.3年/139坪) | 35.5万/坪 (21.1年/86.4坪) |
| 東大崎駅 | - | - | 138万/坪 (34.0年/333坪) |
| 西大崎駅 | 5.5万/坪 (56.0年/296坪) | - | 11.0万/坪 (42.0年/157坪) |
| 岩出山駅 | - | 3.4万/坪 (47.0年/99.8坪) | 5.3万/坪 (29.0年/106坪) |
| 有備館駅 | - | - | - |
| 上野目駅 | - | - | - |
| 池月駅 | - | - | - |
| 川渡温泉駅 | - | - | - |
| 鳴子御殿湯駅 | - | - | - |
| 鳴子温泉駅 | - | 2.1万/坪 (52.0年/72.6坪) | 11.6万/坪 (33.0年/303坪) |
| 中山平温泉駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北浦駅 28.2 万/坪(昨年同期比 +139.5 ％)
北浦駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.2万円/坪(8.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +139.5％( +16.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 47.0年から -43.6 ％減)。平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 302.5 坪から -66.0 ％減)。平均建物面積は 47.6 坪 (昨年 40.8 坪から +16.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 47.0 年 → 2021年 26.5 年、-43.6 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.0 分 → 2021年 36.5 分、+1116.7 ％と大きく増加)
古川駅 55.3 万/坪(昨年同期比 -90.4 ％)
古川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.3万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -90.4％( -519.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(１年前(2020年)に比べて +13.3％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 8.2年(昨年 19.0年から -56.7 ％減)。平均土地面積は 86.6 坪 (昨年 74.8 坪から +15.8 ％増)。平均建物面積は 42.2 坪 (昨年 31.1 坪から +35.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 19.0 年 → 2021年 8.2 年、-56.7 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 60.0 ％ → 2021年 70.6 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 24.0 分 → 2021年 27.6 分、+15.0 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.3 ％ → 2021年 17.6 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示