【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜3月期のJR陸羽東線 (小牛田駅～中山平温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.1万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -11.8％( -6.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 45 件(１年前(2018年)に比べて +32.4％( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.2年(昨年 13.5年から +42.7 ％増)。平均土地面積は 111.1 坪 (昨年 104.0 坪から +6.8 ％増)。平均建物面積は 47.1 坪 (昨年 45.3 坪から +3.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(古川駅)は +2.6 ％(坪単価 +1.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岩出山駅)は -87.3 ％(坪単価 -36.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 13.5 年 → 2019年 19.2 年、+42.7 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 24.0 分 → 2019年 34.6 分、+44.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.2 ％ → 2019年 17.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.1 ％ → 2019年 36.6 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小牛田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.5万円/坪(18.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -55.3％( -75.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岩出山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -87.3％( -36.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR陸羽東線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小牛田駅 | 60.5万/坪 (7.3年/81.2坪) | 136万/坪 (0年/87.7坪) | 38.9万/坪 (22.5年/193坪) |
| 北浦駅 | 22.0万/坪 (44.0年/99.8坪) | - | - |
| 陸前谷地駅 | - | - | - |
| 古川駅 | 57.3万/坪 (16.0年/108坪) | 55.8万/坪 (13.6年/113坪) | 52.3万/坪 (21.3年/90.9坪) |
| 塚目駅 | 59.2万/坪 (1.0年/46.9坪) | 98.3万/坪 (1.7年/62.5坪) | 67.4万/坪 (0年/59.0坪) |
| 西古川駅 | 35.5万/坪 (21.1年/86.4坪) | 58.2万/坪 (15.5年/39.3坪) | 26.2万/坪 (0年/170坪) |
| 東大崎駅 | 138万/坪 (34.0年/333坪) | - | - |
| 西大崎駅 | 11.0万/坪 (42.0年/157坪) | - | - |
| 岩出山駅 | 5.3万/坪 (29.0年/106坪) | 42.1万/坪 (9.0年/136坪) | - |
| 有備館駅 | - | 11.8万/坪 (29.4年/88.7坪) | - |
| 上野目駅 | - | - | - |
| 池月駅 | - | - | - |
| 川渡温泉駅 | - | - | - |
| 鳴子御殿湯駅 | - | - | - |
| 鳴子温泉駅 | 11.6万/坪 (33.0年/303坪) | - | - |
| 中山平温泉駅 | - | - | 13.2万/坪 (33.0年/49.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
古川駅 57.3 万/坪(昨年同期比 +2.6 ％)
古川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.3万円/坪(17.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +2.6％( +1.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 25 件(１年前(2018年)に比べて +4.2％( +1件/坪)と小幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.0年(昨年 13.6年から +17.8 ％増)。平均土地面積は 108.3 坪 (昨年 113.1 坪から -4.2 ％減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 43.7 坪から -3.1 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 9.1 ％ → 2019年 9.1 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2018年 13.6 年 → 2019年 16.0 年、+17.8 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 22.7 ％ → 2019年 31.8 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 54.5 ％ → 2019年 40.9 ％)
岩出山駅 5.3 万/坪(昨年同期比 -87.3 ％)
岩出山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -87.3％( -36.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.0年(昨年 9.0年から +222.2 ％増)。平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 136.1 坪から -22.2 ％減)。平均建物面積は 187.6 坪 (昨年 33.3 坪から +463.6 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 9.0 年 → 2019年 29.0 年、+222.2 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 18.0 分 → 2019年 36.0 分、+100.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示