【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年7月〜9月期のJR気仙沼BRT線 (前谷地駅～気仙沼駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.1万円/坪(9.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +159.1％( +19.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2018年)に比べて +125.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.3年(昨年 47.2年から -29.5 ％減)。平均土地面積は 76.9 坪 (昨年 84.7 坪から -9.2 ％減)。平均建物面積は 40.5 坪 (昨年 30.3 坪から +33.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(気仙沼駅)は +104.2 ％(坪単価 +18.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(柳津駅)は -57.1 ％(坪単価 -5.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 47.2 年 → 2019年 33.3 年、-29.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 59.5 分 → 2019年 40.6 分、-31.8 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 ％ → 2019年 25.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 ％ → 2019年 62.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった気仙沼駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.1万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +104.2％( +18.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柳津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -57.1％( -5.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR気仙沼BRT線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 前谷地駅 | - | - | 9.8万/坪 (38.5年/37.8坪) |
| 柳津駅 | 3.8万/坪 (36.5年/93.8坪) | 8.9万/坪 (45.0年/107坪) | 14.5万/坪 (23.5年/287坪) |
| 陸前横山駅 | - | - | - |
| 陸前戸倉駅 | - | - | - |
| 志津川駅 | - | - | - |
| 歌津駅 | - | - | - |
| 本吉駅 | - | - | - |
| 大谷海岸駅 | - | - | - |
| 陸前階上駅 | - | - | - |
| 最知駅 | - | - | - |
| 松岩駅 | - | - | - |
| 南気仙沼駅 | 22.0万/坪 (36.5年/81.7坪) | - | - |
| 不動の沢駅 | - | - | - |
| 気仙沼駅 | 37.1万/坪 (32.2年/72.6坪) | 18.2万/坪 (51.5年/62.0坪) | 39.8万/坪 (27.0年/145坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
気仙沼駅 37.1 万/坪(昨年同期比 +104.2 ％)
気仙沼駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.1万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +104.2％( +18.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.2年(昨年 51.5年から -37.5 ％減)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 62.0 坪から +17.1 ％増)。平均建物面積は 40.6 坪 (昨年 30.3 坪から +34.2 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 51.5 年 → 2019年 32.2 年、-37.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 75.0 分 → 2019年 38.8 分、-48.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 ％ → 2019年 33.3 ％)
柳津駅 3.8 万/坪(昨年同期比 -57.1 ％)
柳津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -57.1％( -5.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 36.5年(昨年 45.0年から -18.9 ％減)。平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 107.4 坪から -12.7 ％減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 30.3 坪から +30.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 45.0 年 → 2019年 36.5 年、-18.9 ％と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 44.0 分 → 2019年 60.0 分、+36.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示