【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜12月期のJR気仙沼線 (前谷地駅~柳津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.2万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +220.0%( +22.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2019年)に比べて +13.3%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 23.2年(昨年 36.0年から -35.5 %減)。平均土地面積は 157.9 坪 (昨年 236.2 坪から -33.2 %減)。平均建物面積は 57.2 坪 (昨年 67.3 坪から -15.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。柳津駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは御岳堂駅で昨年に比べ +5937.3 %、坪単価は 86.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(御岳堂駅)は +5937.3 %(坪単価 +85.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(和渕駅)は +16.7 %(坪単価 +1.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 36.0 年 → 2020年 23.2 年、-35.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 50.5 分 → 2020年 38.7 分、-23.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 60.0 % → 2020年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御岳堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.8万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +5937.3%( +85.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和渕駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +16.7%( +1.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR気仙沼線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
前谷地駅 | 39.8万/坪 (15.4年/66.6坪) | - | 70.6万/坪 (0.6年/87.2坪) |
和渕駅 | 7.2万/坪 (31.0年/191坪) | 6.2万/坪 (17.8年/48.4坪) | 8.7万/坪 (38.5年/303坪) |
のの岳駅 | - | - | - |
陸前豊里駅 | 25.0万/坪 (30.0年/272坪) | 6.5万/坪 (41.8年/439坪) | 9.1万/坪 (34.4年/204坪) |
御岳堂駅 | 86.8万/坪 (0.5年/215坪) | 1.4万/坪 (59.5年/215坪) | 6.9万/坪 (60.3年/136坪) |
柳津駅 | 24.8万/坪 (34.6年/107坪) | 13.9万/坪 (33.1年/211坪) | 12.6万/坪 (40.2年/120坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御岳堂駅 86.8 万/坪(昨年同期比 +5937.3 %)
御岳堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.8万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +5937.3%( +85.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.5年(昨年 59.5年から -99.2 %減)。平均土地面積は 214.8 坪 (昨年 214.8 坪から +0.0 %減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 34.8 坪から -30.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 59.5 年 → 2020年 0.5 年、-99.2 %と大きく減少)
和渕駅 7.2 万/坪(昨年同期比 +16.7 %)
和渕駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +16.7%( +1.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 31.0年(昨年 17.8年から +74.6 %増)。平均土地面積は 190.6 坪 (昨年 48.4 坪から +293.8 %増)。平均建物面積は 96.8 坪 (昨年 24.2 坪から +300.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 18.0 分 → 2020年 2.0 分、-88.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 17.8 年 → 2020年 31.0 年、+74.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示