【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年7月〜9月期の阿武隈急行 (あぶくま駅~槻木駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.3万円/坪(9.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -21.1%( -8.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -58.8%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.9年(昨年 20.6年から +25.6 %増)。平均土地面積は 182.8 坪 (昨年 127.9 坪から +42.9 %増)。平均建物面積は 40.6 坪 (昨年 47.0 坪から -13.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。岡駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは丸森駅で昨年に比べ -82.3 %、坪単価は 6.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(角田駅)は +135.4 %(坪単価 +35.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(丸森駅)は -82.3 %(坪単価 -30.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 19.5 分 → 2024年 14.9 分、-23.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 46.7 % → 2024年 16.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 20.6 年 → 2024年 25.9 年、+25.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.7 % → 2024年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった角田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.2万円/坪(18.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +135.4%( +35.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった丸森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -82.3%( -30.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
阿武隈急行 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
あぶくま駅 | - | - | - |
丸森駅 | 6.6万/坪 (43.5年/209坪) | 37.3万/坪 (26.9年/180坪) | 3.1万/坪 (47.5年/188坪) |
北丸森駅 | - | - | - |
南角田駅 | - | - | - |
角田駅 | 61.2万/坪 (10.5年/306坪) | 26.0万/坪 (24.8年/125坪) | 38.6万/坪 (6.5年/51.9坪) |
横倉駅 | - | - | 17.8万/坪 (36.5年/96.8坪) |
岡駅 | 43.0万/坪 (10.5年/57.5坪) | 43.2万/坪 (10.5年/363坪) | - |
東船岡駅 | - | 99.2万/坪 (0年/60.5坪) | - |
槻木駅 | 15.7万/坪 (40.0年/134坪) | 52.4万/坪 (11.0年/66.2坪) | 37.3万/坪 (23.9年/126坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
角田駅 61.2 万/坪(昨年同期比 +135.4 %)
角田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.2万円/坪(18.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +135.4%( +35.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.5年(昨年 24.8年から -57.6 %減)。平均土地面積は 305.5 坪 (昨年 124.8 坪から +144.8 %増)。平均建物面積は 56.0 坪 (昨年 42.9 坪から +30.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 24.8 年 → 2024年 10.5 年、-57.6 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 24.1 分 → 2024年 18.5 分、-23.3 %と大きく減少)
丸森駅 6.6 万/坪(昨年同期比 -82.3 %)
丸森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -82.3%( -30.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 43.5年(昨年 26.9年から +62.1 %増)。平均土地面積は 208.7 坪 (昨年 180.0 坪から +16.0 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 32.5 坪から +39.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 28.0 分 → 2024年 16.0 分、-42.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 26.9 年 → 2024年 43.5 年、+62.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示