【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年10月〜12月期の近鉄田原本線 (新王寺駅~西田原本駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.2万円/坪(7.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -69.9%( -58.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -44.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.2年(昨年 3.1年から +800.5 %増)。平均土地面積は 105.3 坪 (昨年 62.9 坪から +67.5 %増)。平均建物面積は 69.0 坪 (昨年 32.9 坪から +109.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(箸尾駅)は -60.7 %(坪単価 -63.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(但馬駅)は -92.5 %(坪単価 -65.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 3.1 年 → 2020年 28.2 年、+800.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2019年 13.3 分 → 2020年 15.2 分、+14.0 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 12.5 % → 2020年 40.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった箸尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.8万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -60.7%( -63.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった但馬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -92.5%( -65.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄田原本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新王寺駅 | - | - | - |
大輪田駅 | - | 86.1万/坪 (11.8年/59.0坪) | 44.1万/坪 (48.8年/545坪) |
佐味田川駅 | 19.4万/坪 (21.8年/87.7坪) | 82.2万/坪 (0.08年/58.5坪) | 25.8万/坪 (35.8年/110坪) |
池部駅 | - | - | 52.6万/坪 (12.8年/52.9坪) |
箸尾駅 | 40.8万/坪 (24.3年/80.2坪) | 104万/坪 (0.8年/60.5坪) | 77.8万/坪 (10.6年/60.5坪) |
但馬駅 | 5.3万/坪 (48.8年/191坪) | 71.2万/坪 (0.25年/76.4坪) | - |
黒田駅 | - | - | - |
西田原本駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
箸尾駅 40.8 万/坪(昨年同期比 -60.7 %)
箸尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.8万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -60.7%( -63.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 0.8年から +3121.3 %増)。平均土地面積は 80.2 坪 (昨年 60.5 坪から +32.5 %増)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 31.8 坪から -7.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 28.0 分 → 2020年 22.0 分、-21.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 0.8 年 → 2020年 24.3 年、+3121.3 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)
但馬駅 5.3 万/坪(昨年同期比 -92.5 %)
但馬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -92.5%( -65.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.8年(昨年 0.3年から +19255.4 %増)。平均土地面積は 190.6 坪 (昨年 76.4 坪から +149.5 %増)。平均建物面積は 93.8 坪 (昨年 32.5 坪から +188.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 9.0 分 → 2020年 3.0 分、-66.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 0.3 年 → 2020年 48.8 年、+19255.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示