【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期のJR神戸線 (大阪駅~塚本駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.0万円/坪(24.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -24.4%( -26.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 23 件(1年前(2020年)に比べて +187.5%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 18.4年から +30.5 %増)。平均土地面積は 27.7 坪 (昨年 21.7 坪から +27.3 %増)。平均建物面積は 47.0 坪 (昨年 26.1 坪から +80.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(塚本駅)は -25.8 %(坪単価 -27.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(塚本駅)は -25.8 %(坪単価 -27.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 57.1 % → 2021年 35.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 18.4 年 → 2021年 24.0 年、+30.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.0 分 → 2021年 8.6 分、+23.4 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 18.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 25.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった塚本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.5万円/坪(24.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -25.8%( -27.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(1年前(2020年)に比べて +175.0%( +14件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった塚本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.5万円/坪(24.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -25.8%( -27.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(1年前(2020年)に比べて +175.0%( +14件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR神戸線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大阪駅 | 114万/坪 (24.3年/59.0坪) | - | - |
塚本駅 | 80.5万/坪 (24.0年/26.3坪) | 108万/坪 (18.4年/21.7坪) | 111万/坪 (13.5年/35.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
塚本駅 80.5 万/坪(昨年同期比 -25.8 %)
塚本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.5万円/坪(24.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -25.8%( -27.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(1年前(2020年)に比べて +175.0%( +14件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 18.4年から +30.4 %増)。平均土地面積は 26.3 坪 (昨年 21.7 坪から +20.8 %増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 26.1 坪から +39.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 57.1 % → 2021年 31.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 18.4 年 → 2021年 24.0 年、+30.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.0 分 → 2021年 8.4 分、+20.4 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 19.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 26.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示