【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の阪堺電軌阪堺線 (恵美須町駅～船尾駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +19.2％( +16.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 19 件(１年前(2023年)に比べて -9.5％( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 44.7年(昨年 25.6年から +74.6 ％増)。平均土地面積は 29.3 坪 (昨年 20.0 坪から +46.8 ％増)。平均建物面積は 50.2 坪 (昨年 37.8 坪から +32.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(恵美須町駅)は +128.2 ％(坪単価 +115.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東湊駅)は -53.1 ％(坪単価 -47.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 35.3 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 25.6 年 → 2024年 44.7 年、+74.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 23.5 ％ → 2024年 55.6 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 61.9 ％ → 2024年 55.6 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった恵美須町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 206万円/坪(62.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +128.2％( +115.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.3万円/坪(12.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -53.1％( -47.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 阪堺電軌阪堺線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 恵美須町駅 | 206万/坪 (50.5年/40.8坪) | 90.2万/坪 (35.0年/30.3坪) | 555万/坪 (38.0年/28.7坪) |
| 今池駅 | - | - | - |
| 今船駅 | 45.1万/坪 (32.5年/14.1坪) | - | - |
| 松田町駅 | - | - | 24.5万/坪 (0年/16.6坪) |
| 北天下茶屋駅 | - | - | - |
| 聖天坂駅 | - | 149万/坪 (1.0年/28.7坪) | - |
| 天神ノ森駅 | 66.1万/坪 (58.0年/19.7坪) | - | - |
| 東玉出駅 | - | - | - |
| 塚西駅 | - | 129万/坪 (0年/24.2坪) | - |
| 東粉浜駅 | 87.0万/坪 (22.5年/21.2坪) | - | 94.7万/坪 (15.5年/17.4坪) |
| 住吉駅 | - | 47.8万/坪 (58.0年/7.6坪) | - |
| 細井川駅 | - | - | 41.9万/坪 (32.0年/10.6坪) |
| 安立町駅 | - | - | - |
| 我孫子道駅 | 54.5万/坪 (57.0年/23.2坪) | 86.6万/坪 (20.6年/14.3坪) | 116万/坪 (1.0年/18.2坪) |
| 大和川駅 | - | - | - |
| 綾ノ町駅 | - | - | - |
| 妙国寺前駅 | - | - | - |
| 宿院駅 | - | 59.2万/坪 (32.0年/19.7坪) | - |
| 寺地町駅 | - | 89.2万/坪 (0年/18.9坪) | - |
| 御陵前駅 | 66.1万/坪 (12.0年/31.8坪) | - | - |
| 東湊駅 | 42.3万/坪 (61.0年/36.3坪) | 90.2万/坪 (20.0年/37.8坪) | 13.2万/坪 (74.0年/18.2坪) |
| 石津北駅 | - | - | - |
| 石津駅 | 50.4万/坪 (35.0年/52.9坪) | - | - |
| 船尾駅 | 25.2万/坪 (54.0年/16.6坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
恵美須町駅 205.8 万/坪(昨年同期比 +128.2 ％)
恵美須町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 206万円/坪(62.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +128.2％( +115.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 50.5年(昨年 35.0年から +44.3 ％増)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 30.3 坪から +35.0 ％増)。平均建物面積は 97.6 坪 (昨年 144.4 坪から -32.5 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 35.0 年 → 2024年 50.5 年、+44.3 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 4.0 分 → 2024年 4.8 分、+20.0 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 80.0 ％)
東湊駅 42.3 万/坪(昨年同期比 -53.1 ％)
東湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.3万円/坪(12.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -53.1％( -47.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 61.0年(昨年 20.0年から +205.0 ％増)。平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 37.8 坪から -4.0 ％減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 33.3 坪から +13.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 10.0 分 → 2024年 5.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 20.0 年 → 2024年 61.0 年、+205.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示