【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の阪堺電軌阪堺線 (恵美須町駅~船尾駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +74.3%( +57.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.4年(昨年 15.8年から +85.6 %増)。平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 28.5 坪から -36.3 %減)。平均建物面積は 29.8 坪 (昨年 67.6 坪から -55.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。東粉浜駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは恵美須町駅で昨年に比べ +594.9 %、坪単価は 555 万円/坪となった。
上位 1 駅(恵美須町駅)は +594.9 %(坪単価 +474.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東湊駅)は -86.7 %(坪単価 -86.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 15.8 年 → 2022年 29.4 年、+85.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.2 分 → 2022年 6.5 分、+25.8 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 37.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった恵美須町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 555万円/坪(168万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +594.9%( +474.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -86.7%( -86.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
阪堺電軌阪堺線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
恵美須町駅 | 555万/坪 (38.0年/28.7坪) | 79.8万/坪 (32.0年/49.9坪) | 64.0万/坪 (26.0年/18.2坪) |
今池駅 | - | - | - |
今船駅 | - | - | - |
松田町駅 | 24.5万/坪 (0年/16.6坪) | - | - |
北天下茶屋駅 | - | - | - |
聖天坂駅 | - | 69.4万/坪 (23.0年/15.9坪) | - |
天神ノ森駅 | - | - | - |
東玉出駅 | - | - | - |
塚西駅 | - | - | - |
東粉浜駅 | 94.7万/坪 (15.5年/17.4坪) | 72.3万/坪 (0年/21.2坪) | 126万/坪 (8.5年/21.9坪) |
住吉駅 | - | - | 133万/坪 (0年/28.7坪) |
細井川駅 | 41.9万/坪 (32.0年/10.6坪) | - | - |
安立町駅 | - | - | - |
我孫子道駅 | 116万/坪 (1.0年/18.2坪) | - | 43.0万/坪 (58.0年/13.6坪) |
大和川駅 | - | - | - |
綾ノ町駅 | - | - | - |
妙国寺前駅 | - | - | - |
宿院駅 | - | - | - |
寺地町駅 | - | - | - |
御陵前駅 | - | - | - |
東湊駅 | 13.2万/坪 (74.0年/18.2坪) | 99.2万/坪 (1.0年/46.9坪) | - |
石津北駅 | - | - | - |
石津駅 | - | - | - |
船尾駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
恵美須町駅 554.5 万/坪(昨年同期比 +594.9 %)
恵美須町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 555万円/坪(168万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +594.9%( +474.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 38.0年(昨年 32.0年から +18.7 %増)。平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 49.9 坪から -42.4 %減)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 263.2 坪から -82.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 4.0 分 → 2022年 2.0 分、-50.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 32.0 年 → 2022年 38.0 年、+18.7 %と増加)
東湊駅 13.2 万/坪(昨年同期比 -86.7 %)
東湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -86.7%( -86.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 74.0年(昨年 1.0年から +7304.9 %増)。平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 46.9 坪から -61.3 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 30.3 坪から -5.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 1.0 年 → 2022年 74.0 年、+7304.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 20.0 分、+300.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示