【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の能勢電鉄妙見線 (光風台駅～妙見口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.6万円/坪(11.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +8.8％( +3.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2021年)に比べて -34.6％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.6年(昨年 29.0年から +19.4 ％増)。平均土地面積は 61.4 坪 (昨年 63.1 坪から -2.6 ％減)。平均建物面積は 33.6 坪 (昨年 35.3 坪から -4.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。ときわ台駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは妙見口駅で昨年に比べ -26.5 ％、坪単価は 9.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(ときわ台駅)は -7.8 ％(坪単価 -3.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(妙見口駅)は -26.5 ％(坪単価 -3.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 45.9 分 → 2022年 20.2 分、-55.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 61.5 ％ → 2022年 31.2 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.7 ％ → 2022年 12.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 29.0 年 → 2022年 34.6 年、+19.4 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 23.1 ％ → 2022年 56.2 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 15.4 ％ → 2022年 14.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったときわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.3万円/坪(14.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -7.8％( -3.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて -14.3％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった妙見口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -26.5％( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 能勢電鉄妙見線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 光風台駅 | 31.6万/坪 (36.5年/64.6坪) | 41.7万/坪 (29.6年/63.4坪) | 30.5万/坪 (26.7年/62.0坪) |
| ときわ台駅 | 46.3万/坪 (37.7年/58.5坪) | 50.2万/坪 (27.7年/67.4坪) | 21.3万/坪 (36.2年/69.3坪) |
| 妙見口駅 | 9.4万/坪 (0年/115坪) | 12.9万/坪 (32.0年/43.9坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
ときわ台駅 46.3 万/坪(昨年同期比 -7.8 ％)
ときわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.3万円/坪(14.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -7.8％( -3.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて -14.3％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 37.7年(昨年 27.7年から +35.9 ％増)。平均土地面積は 58.5 坪 (昨年 67.4 坪から -13.2 ％減)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 31.1 坪から -4.4 ％減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 ％ → 2022年 16.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 27.7 年 → 2022年 37.7 年、+35.9 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 10.1 分 → 2022年 12.2 分、+20.0 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 42.9 ％ → 2022年 83.3 ％)
妙見口駅 9.4 万/坪(昨年同期比 -26.5 ％)
妙見口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -26.5％( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 43.9 坪から +162.1 ％増)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 27.2 坪から -22.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 90.0 分 → 2022年 60.0 分、-33.3 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示