【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期の能勢電鉄妙見線 (光風台駅～妙見口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.6万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +44.1％( +10.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 26 件(１年前(2020年)に比べて +85.7％( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.0年(昨年 30.6年から -5.2 ％減)。平均土地面積は 63.1 坪 (昨年 64.9 坪から -2.9 ％減)。平均建物面積は 35.3 坪 (昨年 37.1 坪から -4.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。光風台駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのはときわ台駅で昨年に比べ +135.8 ％、坪単価は 50.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(ときわ台駅)は +135.8 ％(坪単価 +28.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(光風台駅)は +36.6 ％(坪単価 +11.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 7.1 ％ → 2021年 15.4 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 ％ → 2021年 61.5 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 36.0 分 → 2021年 45.9 分、+27.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 23.1 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 8.3 ％ → 2021年 7.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったときわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.2万円/坪(15.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +135.8％( +28.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +40.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった光風台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.7万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +36.6％( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 能勢電鉄妙見線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 光風台駅 | 41.7万/坪 (29.6年/63.4坪) | 30.5万/坪 (26.7年/62.0坪) | 90.2万/坪 (0年/63.5坪) |
| ときわ台駅 | 50.2万/坪 (27.7年/67.4坪) | 21.3万/坪 (36.2年/69.3坪) | 33.1万/坪 (39.0年/69.6坪) |
| 妙見口駅 | 12.9万/坪 (32.0年/43.9坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
ときわ台駅 50.2 万/坪(昨年同期比 +135.8 ％)
ときわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.2万円/坪(15.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +135.8％( +28.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +40.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.7年(昨年 36.2年から -23.4 ％減)。平均土地面積は 67.4 坪 (昨年 69.3 坪から -2.7 ％減)。平均建物面積は 31.1 坪 (昨年 35.7 坪から -12.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 36.2 年 → 2021年 27.7 年、-23.4 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 16.0 分 → 2021年 10.1 分、-36.6 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 ％ → 2021年 42.9 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 ％ → 2021年 42.9 ％)
光風台駅 41.7 万/坪(昨年同期比 +36.6 ％)
光風台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.7万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +36.6％( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.6年(昨年 26.7年から +10.8 ％増)。平均土地面積は 63.4 坪 (昨年 62.0 坪から +2.2 ％増)。平均建物面積は 39.0 坪 (昨年 40.2 坪から -3.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 15.7 分 → 2021年 11.3 分、-27.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 ％ → 2021年 66.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 26.7 年 → 2021年 29.6 年、+10.8 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 22.2 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示