【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期の西武秩父線 (吾野駅～西武秩父駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.0万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +31.9％( +6.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.5年(昨年 38.5年から -15.6 ％減)。平均土地面積は 78.0 坪 (昨年 111.0 坪から -29.7 ％減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 44.8 坪から -45.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。横瀬駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは横瀬駅で昨年に比べ +66.7 ％、坪単価は 37.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(横瀬駅)は +66.7 ％(坪単価 +15.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西吾野駅)は -85.6 ％(坪単価 -12.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 38.5 年 → 2022年 32.5 年、-15.6 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 ％ → 2022年 20.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 ％ → 2022年 80.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった横瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.7万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +66.7％( +15.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西吾野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -85.6％( -12.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 西武秩父線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 吾野駅 | 15.0万/坪 (36.5年/42.4坪) | 16.5万/坪 (48.5年/169坪) | 19.3万/坪 (37.5年/160坪) |
| 西吾野駅 | 2.1万/坪 (45.5年/72.6坪) | 14.3万/坪 (32.5年/39.3坪) | - |
| 正丸駅 | - | - | - |
| 芦ケ久保駅 | - | - | - |
| 横瀬駅 | 37.7万/坪 (26.9年/91.8坪) | 22.6万/坪 (37.2年/115坪) | 18.9万/坪 (31.9年/76.0坪) |
| 西武秩父駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
横瀬駅 37.7 万/坪(昨年同期比 +66.7 ％)
横瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.7万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +66.7％( +15.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.9年(昨年 37.2年から -27.8 ％減)。平均土地面積は 91.8 坪 (昨年 115.5 坪から -20.5 ％減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 55.5 坪から -61.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 37.2 年 → 2022年 26.9 年、-27.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 21.7 分 → 2022年 27.0 分、+24.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 ％ → 2022年 100.0 ％)
西吾野駅 2.1 万/坪(昨年同期比 -85.6 ％)
西吾野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -85.6％( -12.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 45.5年(昨年 32.5年から +40.0 ％増)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 39.3 坪から +84.6 ％増)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 27.2 坪から -11.1 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 32.5 年 → 2022年 45.5 年、+40.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示