【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の東京メトロ副都心線 (和光市駅~和光市駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 143万円/坪(43.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -3.3%( -4.9万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 30 件(1年前(2023年)に比べて -47.4%( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.4年(昨年 12.6年から +30.2 %増)。平均土地面積は 31.7 坪 (昨年 31.5 坪から +0.8 %増)。平均建物面積は 30.9 坪 (昨年 36.5 坪から -15.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。和光市駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは和光市駅で昨年に比べ -1.3 %、坪単価は 149 万円/坪となった。
上位 1 駅(和光市駅)は -1.3 %(坪単価 -2.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(和光市駅)は -1.3 %(坪単価 -2.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.9 % → 2024年 3.7 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 5.3 % → 2024年 3.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 12.6 年 → 2024年 16.4 年、+30.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 19.3 % → 2024年 37.0 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 7.0 % → 2024年 3.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった和光市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(45.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -1.3%( -2.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 23 件(1年前(2023年)に比べて -52.1%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和光市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(45.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -1.3%( -2.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 23 件(1年前(2023年)に比べて -52.1%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
東京メトロ副都心線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
和光市駅 | 149万/坪 (13.6年/32.7坪) | 151万/坪 (12.0年/32.0坪) | 137万/坪 (19.5年/39.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
和光市駅 148.7 万/坪(昨年同期比 -1.3 %)
和光市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(45.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -1.3%( -2.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 23 件(1年前(2023年)に比べて -52.1%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 13.6年(昨年 12.0年から +13.6 %増)。平均土地面積は 32.7 坪 (昨年 32.0 坪から +2.3 %増)。平均建物面積は 32.0 坪 (昨年 36.5 坪から -12.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.1 % → 2024年 5.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 30.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 12.0 年 → 2024年 13.6 年、+13.6 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 % → 2024年 20.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示