【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期の小湊鉄道 (五井駅～上総中野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -27.6％( -17.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 41 件(１年前(2020年)に比べて +2.5％( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。
平均築年数は 30.7年(昨年 19.9年から +54.0 ％増)。平均土地面積は 80.8 坪 (昨年 76.5 坪から +5.6 ％増)。平均建物面積は 45.6 坪 (昨年 54.5 坪から -16.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(光風台駅)は +474.2 ％(坪単価 +26.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(五井駅)は -26.5 ％(坪単価 -19.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 19.9 年 → 2021年 30.7 年、+54.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.1 ％ → 2021年 41.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 41.9 ％ → 2021年 12.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった五井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.4万円/坪(16.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -26.5％( -19.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 26 件(１年前(2020年)に比べて -16.1％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上総牛久駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.7万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +3.6％( +0.5万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 小湊鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 五井駅 | 54.4万/坪 (28.6年/75.6坪) | 74.0万/坪 (16.2年/66.1坪) | 52.9万/坪 (22.7年/100坪) |
| 上総村上駅 | 70.0万/坪 (31.0年/119坪) | - | 9.4万/坪 (48.0年/60.5坪) |
| 海士有木駅 | - | - | - |
| 上総三又駅 | - | - | - |
| 上総山田駅 | 9.1万/坪 (45.0年/121坪) | - | 99.2万/坪 (28.0年/48.4坪) |
| 光風台駅 | 31.6万/坪 (36.4年/56.7坪) | 5.5万/坪 (45.0年/62.0坪) | 16.5万/坪 (26.0年/49.9坪) |
| 馬立駅 | - | 13.2万/坪 (45.0年/31.8坪) | 5.8万/坪 (41.0年/36.3坪) |
| 上総牛久駅 | 13.7万/坪 (28.0年/73.4坪) | 13.2万/坪 (33.0年/259坪) | 48.7万/坪 (27.0年/101坪) |
| 上総川間駅 | - | - | - |
| 上総鶴舞駅 | - | 12.0万/坪 (35.0年/84.7坪) | 10.4万/坪 (27.0年/145坪) |
| 上総久保駅 | 26.4万/坪 (29.0年/49.9坪) | - | 39.7万/坪 (18.0年/215坪) |
| 高滝駅 | - | 28.3万/坪 (24.0年/221坪) | |
| 里見駅 | - | - | - |
| 飯給駅 | - | - | - |
| 月崎駅 | - | - | - |
| 上総大久保駅 | - | - | - |
| 養老渓谷駅 | 53.7万/坪 (30.0年/333坪) | - | - |
| 上総中野駅 | - | - | 33.5万/坪 (14.0年/169坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
光風台駅 31.6 万/坪(昨年同期比 +474.2 ％)
光風台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.6万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +474.2％( +26.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +300.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.4年(昨年 45.0年から -19.2 ％減)。平均土地面積は 56.7 坪 (昨年 62.0 坪から -8.5 ％減)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 18.2 坪から +54.2 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 45.0 年 → 2021年 36.4 年、-19.2 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 75.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 8.0 分 → 2021年 17.3 分、+116.7 ％と大きく増加)
五井駅 54.4 万/坪(昨年同期比 -26.5 ％)
五井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.4万円/坪(16.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -26.5％( -19.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 26 件(１年前(2020年)に比べて -16.1％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 28.6年(昨年 16.2年から +76.2 ％増)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 66.1 坪から +14.4 ％増)。平均建物面積は 55.8 坪 (昨年 57.5 坪から -2.9 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 16.2 年 → 2021年 28.6 年、+76.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 11.5 ％ → 2021年 36.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 16.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示