【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のいすみ鉄道 (大原駅~上総中野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.1万円/坪(8.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -36.6%( -16.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて +62.5%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.7年(昨年 23.0年から +59.6 %増)。平均土地面積は 143.6 坪 (昨年 259.4 坪から -44.7 %減)。平均建物面積は 33.0 坪 (昨年 33.8 坪から -2.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。大原駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは国吉駅で昨年に比べ -49.8 %、坪単価は 31.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(大原駅)は -7.7 %(坪単価 -2.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(国吉駅)は -49.8 %(坪単価 -31.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 57.1 % → 2024年 40.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 23.0 年 → 2024年 36.7 年、+59.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 14.1 分 → 2024年 23.4 分、+65.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 % → 2024年 40.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 % → 2024年 10.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.3万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -7.7%( -2.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて +600.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった国吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.6万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -49.8%( -31.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
いすみ鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大原駅 | 33.3万/坪 (32.4年/104坪) | 36.1万/坪 (28.0年/424坪) | 28.9万/坪 (38.0年/139坪) |
西大原駅 | 12.7万/坪 (0年/333坪) | - | 10.1万/坪 (30.0年/151坪) |
上総東駅 | - | - | - |
新田野駅 | - | 40.1万/坪 (26.0年/281坪) | - |
国吉駅 | 31.6万/坪 (42.4年/186坪) | 62.9万/坪 (21.0年/266坪) | 53.7万/坪 (22.3年/136坪) |
上総中川駅 | - | 22.0万/坪 (0年/575坪) | 9.1万/坪 (42.5年/259坪) |
城見ケ丘駅 | - | 92.6万/坪 (6.0年/142坪) | |
大多喜駅 | - | 22.2万/坪 (33.0年/66.6坪) | 27.7万/坪 (36.0年/145坪) |
小谷松駅 | - | - | - |
東総元駅 | - | - | - |
久我原駅 | - | - | - |
総元駅 | - | - | - |
西畑駅 | - | 16.5万/坪 (26.0年/54.5坪) | - |
上総中野駅 | 7.4万/坪 (35.0年/69.6坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大原駅 33.3 万/坪(昨年同期比 -7.7 %)
大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.3万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -7.7%( -2.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて +600.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.4年(昨年 28.0年から +15.7 %増)。平均土地面積は 103.9 坪 (昨年 423.5 坪から -75.5 %減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 33.3 坪から -18.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.0 分 → 2024年 11.6 分、-61.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 60.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 28.0 年 → 2024年 32.4 年、+15.7 %と増加)
国吉駅 31.6 万/坪(昨年同期比 -49.8 %)
国吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.6万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -49.8%( -31.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 42.4年(昨年 21.0年から +101.6 %増)。平均土地面積は 186.0 坪 (昨年 266.2 坪から -30.1 %減)。平均建物面積は 43.4 坪 (昨年 25.0 坪から +73.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 21.0 年 → 2024年 42.4 年、+101.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.0 分 → 2024年 30.0 分、+87.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示