【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期のいすみ鉄道 (大原駅～上総中野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.7万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -25.5％( -9.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて +57.1％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.7年(昨年 24.2年から +35.3 ％増)。平均土地面積は 164.4 坪 (昨年 131.9 坪から +24.7 ％増)。平均建物面積は 34.9 坪 (昨年 36.5 坪から -4.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。国吉駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大多喜駅で昨年に比べ +131.6 ％、坪単価は 27.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(大多喜駅)は +131.6 ％(坪単価 +15.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(城見ケ丘駅)は -92.5 ％(坪単価 -32.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 42.9 ％ → 2022年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 24.2 年 → 2022年 32.7 年、+35.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 ％ → 2022年 33.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった国吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.7万円/坪(16.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +21.7％( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった城見ケ丘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -92.5％( -32.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| いすみ鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大原駅 | 28.9万/坪 (38.0年/139坪) | - | 11.0万/坪 (44.0年/60.5坪) |
| 西大原駅 | 10.1万/坪 (30.0年/151坪) | 60.4万/坪 (0年/90.8坪) | - |
| 上総東駅 | - | 22.6万/坪 (30.0年/72.6坪) | |
| 新田野駅 | - | - | - |
| 国吉駅 | 53.7万/坪 (22.3年/136坪) | 4.8万/坪 (51.5年/233坪) | |
| 上総中川駅 | 9.1万/坪 (42.5年/259坪) | - | 21.7万/坪 (30.5年/113坪) |
| 城見ケ丘駅 | 35.2万/坪 (21.0年/86.2坪) | - | |
| 大多喜駅 | 27.7万/坪 (36.0年/145坪) | 12.0万/坪 (41.0年/63.5坪) | - |
| 小谷松駅 | - | - | - |
| 東総元駅 | - | - | - |
| 久我原駅 | - | 32.1万/坪 (14.0年/333坪) | - |
| 総元駅 | - | - | - |
| 西畑駅 | - | - | - |
| 上総中野駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大多喜駅 27.7 万/坪(昨年同期比 +131.6 ％)
大多喜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.7万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +131.6％( +15.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.0年(昨年 41.0年から -12.2 ％減)。平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 63.5 坪から +128.6 ％増)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 31.8 坪から -23.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 41.0 年 → 2022年 36.0 年、-12.2 ％と減少)
城見ケ丘駅 2.6 万/坪(昨年同期比 -92.5 ％)
城見ケ丘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -92.5％( -32.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 40.1 坪から -5.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.5 分 → 2022年 19.0 分、+192.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示