【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜9月期のJR留萌本線 (深川駅~石狩沼田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.9万円/坪(4.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -11.1%( -1.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2023年)に比べて -52.0%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.0年(昨年 34.4年から +19.2 %増)。平均土地面積は 95.7 坪 (昨年 90.3 坪から +6.0 %増)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 38.6 坪から +80.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。石狩沼田駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは石狩沼田駅で昨年に比べ +16.6 %、坪単価は 2.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(石狩沼田駅)は +16.6 %(坪単価 +0.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(深川駅)は -20.3 %(坪単価 -3.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 52.4 % → 2024年 27.3 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 8.0 % → 2024年 8.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 34.4 年 → 2024年 41.0 年、+19.2 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 38.1 % → 2024年 63.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった深川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -20.3%( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -45.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった石狩沼田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +16.6%( +0.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR留萌本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
深川駅 | 14.9万/坪 (41.0年/98.9坪) | 18.7万/坪 (33.7年/85.9坪) | 14.4万/坪 (38.2年/98.6坪) |
北一已駅 | - | - | - |
秩父別駅 | - | 4.9万/坪 (36.2年/103坪) | 5.2万/坪 (39.0年/200坪) |
北秩父別駅 | - | - | - |
石狩沼田駅 | 2.4万/坪 (0年/63.5坪) | 2.0万/坪 (37.4年/115坪) | 2.6万/坪 (38.8年/123坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
石狩沼田駅 2.4 万/坪(昨年同期比 +16.6 %)
石狩沼田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +16.6%( +0.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 115.0 坪から -44.7 %減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 42.4 坪から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.0 分 → 2024年 6.0 分、-33.3 %と大きく減少)
深川駅 14.9 万/坪(昨年同期比 -20.3 %)
深川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -20.3%( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -45.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.0年(昨年 33.7年から +21.7 %増)。平均土地面積は 98.9 坪 (昨年 85.9 坪から +15.1 %増)。平均建物面積は 72.1 坪 (昨年 39.1 坪から +84.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 20.6 分 → 2024年 17.8 分、-13.5 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 27.3 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.0 % → 2024年 9.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 33.7 年 → 2024年 41.0 年、+21.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 63.6 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示