【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期のJR留萌本線 (深川駅～石狩沼田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.0万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +65.7％( +4.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.9年(昨年 44.2年から -23.2 ％減)。平均土地面積は 116.2 坪 (昨年 114.3 坪から +1.7 ％増)。平均建物面積は 36.8 坪 (昨年 37.0 坪から -0.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。深川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは秩父別駅で昨年に比べ +250.0 ％、坪単価は 2.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(秩父別駅)は +250.0 ％(坪単価 +1.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(石狩沼田駅)は -77.3 ％(坪単価 -2.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 44.2 年 → 2023年 33.9 年、-23.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 77.8 ％ → 2023年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 22.2 ％ → 2023年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった深川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.3万円/坪(5.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +75.2％( +7.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった石狩沼田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.18万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -77.3％( -2.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR留萌本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 深川駅 | 17.3万/坪 (34.3年/107坪) | 9.9万/坪 (44.3年/112坪) | 16.3万/坪 (27.3年/94.8坪) |
| 北一已駅 | - | - | - |
| 秩父別駅 | 2.2万/坪 (39.3年/121坪) | 0.6万/坪 (54.3年/109坪) | - |
| 北秩父別駅 | - | - | - |
| 石狩沼田駅 | 0.6万/坪 (27.3年/148坪) | 2.6万/坪 (38.8年/123坪) | 1.2万/坪 (52.3年/194坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
秩父別駅 2.2 万/坪(昨年同期比 +250.0 ％)
秩父別駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +250.0％( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 39.3年(昨年 54.3年から -27.7 ％減)。平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 108.9 坪から +11.1 ％増)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 31.8 坪から -14.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 54.3 年 → 2023年 39.3 年、-27.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 12.0 分 → 2023年 6.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
石狩沼田駅 0.6 万/坪(昨年同期比 -77.3 ％)
石狩沼田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.18万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -77.3％( -2.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 38.8年から -29.7 ％減)。平均土地面積は 148.2 坪 (昨年 122.5 坪から +21.0 ％増)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 37.8 坪から +32.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 38.8 年 → 2023年 27.3 年、-29.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 12.0 分 → 2023年 4.0 分、-66.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示