【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期のJR留萌本線 (深川駅~石狩沼田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -29.2%( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +80.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 44.2年(昨年 39.8年から +11.0 %増)。平均土地面積は 114.3 坪 (昨年 134.3 坪から -14.9 %減)。平均建物面積は 37.0 坪 (昨年 59.6 坪から -38.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(石狩沼田駅)は +124.3 %(坪単価 +1.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(深川駅)は -39.3 %(坪単価 -6.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.8 分 → 2022年 13.4 分、-20.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 22.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 39.8 年 → 2022年 44.2 年、+11.0 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 77.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった深川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -39.3%( -6.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった石狩沼田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +124.3%( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR留萌本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
深川駅 | 9.9万/坪 (44.3年/112坪) | 16.3万/坪 (27.3年/94.8坪) | 9.4万/坪 (34.8年/157坪) |
北一已駅 | - | - | - |
秩父別駅 | 0.6万/坪 (54.3年/109坪) | - | 1.6万/坪 (35.3年/197坪) |
北秩父別駅 | - | - | - |
石狩沼田駅 | 2.6万/坪 (38.8年/123坪) | 1.2万/坪 (52.3年/194坪) | 3.3万/坪 (41.3年/78.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
石狩沼田駅 2.6 万/坪(昨年同期比 +124.3 %)
石狩沼田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +124.3%( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 38.8年(昨年 52.3年から -25.8 %減)。平均土地面積は 122.5 坪 (昨年 193.6 坪から -36.7 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 84.7 坪から -55.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 52.3 年 → 2022年 38.8 年、-25.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.0 分 → 2022年 12.0 分、-25.0 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)
深川駅 9.9 万/坪(昨年同期比 -39.3 %)
深川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -39.3%( -6.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 44.3年(昨年 27.3年から +62.4 %増)。平均土地面積は 112.4 坪 (昨年 94.8 坪から +18.6 %増)。平均建物面積は 37.6 坪 (昨年 42.9 坪から -12.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 17.3 分 → 2022年 14.2 分、-18.1 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 16.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 27.3 年 → 2022年 44.3 年、+62.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示