【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期のJR函館支線 (大沼駅~森駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.5万円/坪(13.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +157.4%( +27.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.3年(昨年 34.9年から -24.6 %減)。平均土地面積は 130.7 坪 (昨年 100.4 坪から +30.1 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 32.1 坪から +8.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。鹿部駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは森駅で昨年に比べ +255.7 %、坪単価は 51.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(森駅)は +255.7 %(坪単価 +36.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鹿部駅)は +19.3 %(坪単価 +5.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 34.9 年 → 2023年 26.3 年、-24.6 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 16.4 分 → 2023年 10.4 分、-36.6 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 % → 2023年 20.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +255.7%( +36.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鹿部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.2万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +19.3%( +5.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR函館支線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大沼駅 | - | - | - |
鹿部駅 | 34.2万/坪 (23.5年/151坪) | 28.7万/坪 (20.5年/236坪) | 32.3万/坪 (27.5年/234坪) |
渡島砂原駅 | - | - | - |
掛澗駅 | - | - | - |
尾白内駅 | - | - | - |
東森駅 | - | - | - |
森駅 | 51.4万/坪 (28.2年/117坪) | 14.5万/坪 (38.5年/66.6坪) | 39.4万/坪 (20.9年/150坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
森駅 51.4 万/坪(昨年同期比 +255.7 %)
森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +255.7%( +36.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.2年(昨年 38.5年から -26.8 %減)。平均土地面積は 117.0 坪 (昨年 66.6 坪から +75.8 %増)。平均建物面積は 32.8 坪 (昨年 28.7 坪から +14.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 38.5 年 → 2023年 28.2 年、-26.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 13.0 分 → 2023年 7.0 分、-46.2 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 33.3 %)
鹿部駅 34.2 万/坪(昨年同期比 +19.3 %)
鹿部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.2万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +19.3%( +5.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.5年(昨年 20.5年から +14.6 %増)。平均土地面積は 151.3 坪 (昨年 236.0 坪から -35.9 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 45.4 坪から -16.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 15.5 分、-48.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 20.5 年 → 2023年 23.5 年、+14.6 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示