【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期のJR函館支線 (大沼駅~森駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.0万円/坪(10.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +62.2%( +13.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.0年(昨年 27.0年から -7.4 %減)。平均土地面積は 197.9 坪 (昨年 148.2 坪から +33.5 %増)。平均建物面積は 39.9 坪 (昨年 68.8 坪から -42.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。鹿部駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは森駅で昨年に比べ +153.8 %、坪単価は 39.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(森駅)は +153.8 %(坪単価 +23.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鹿部駅)は +22.5 %(坪単価 +5.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 24.2 分 → 2021年 27.8 分、+14.4 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 87.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.4万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +153.8%( +23.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鹿部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.3万円/坪(9.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +22.5%( +5.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR函館支線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大沼駅 | - | 1.5万/坪 (44.5年/99.8坪) | - |
鹿部駅 | 32.3万/坪 (27.5年/234坪) | 26.4万/坪 (23.8年/187坪) | - |
渡島砂原駅 | - | - | - |
掛澗駅 | - | - | - |
尾白内駅 | - | - | - |
東森駅 | - | 34.5万/坪 (8.5年/66.6坪) | 2.7万/坪 (41.5年/99.8坪) |
森駅 | 39.4万/坪 (20.9年/150坪) | 15.5万/坪 (34.0年/124坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
森駅 39.4 万/坪(昨年同期比 +153.8 %)
森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.4万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +153.8%( +23.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.9年(昨年 34.0年から -38.7 %減)。平均土地面積は 150.2 坪 (昨年 124.0 坪から +21.1 %増)。平均建物面積は 39.8 坪 (昨年 187.6 坪から -78.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 34.0 年 → 2021年 20.9 年、-38.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 13.5 分 → 2021年 17.0 分、+25.9 %と大きく増加)
鹿部駅 32.3 万/坪(昨年同期比 +22.5 %)
鹿部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.3万円/坪(9.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +22.5%( +5.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.5年(昨年 23.8年から +15.8 %増)。平均土地面積は 233.7 坪 (昨年 186.8 坪から +25.1 %増)。平均建物面積は 39.9 坪 (昨年 26.8 坪から +48.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 23.8 年 → 2021年 27.5 年、+15.8 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示