【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の智頭急行智頭線 (上郡駅~石井駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.1万円/坪(8.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +84.3%( +12.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.9年(昨年 37.8年から -7.7 %減)。平均土地面積は 204.7 坪 (昨年 164.8 坪から +24.2 %増)。平均建物面積は 49.4 坪 (昨年 46.0 坪から +7.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。上郡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上郡駅で昨年に比べ +95.0 %、坪単価は 33.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(上郡駅)は +95.0 %(坪単価 +16.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(佐用駅)は -52.0 %(坪単価 -6.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 51.7 % → 2024年 30.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 41.4 % → 2024年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上郡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.4万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +95.0%( +16.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -68.2%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった佐用駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -52.0%( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
智頭急行智頭線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上郡駅 | 33.4万/坪 (35.7年/211坪) | 17.1万/坪 (36.7年/192坪) | 12.5万/坪 (39.9年/179坪) |
苔縄駅 | 5.2万/坪 (14.0年/182坪) | - | - |
河野原円心駅 | - | - | - |
久崎駅 | - | - | |
佐用駅 | 5.6万/坪 (42.7年/197坪) | 11.6万/坪 (41.4年/104坪) | 25.8万/坪 (19.1年/54.5坪) |
平福駅 | - | 8.6万/坪 (36.4年/155坪) | 7.5万/坪 (45.2年/178坪) |
石井駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上郡駅 33.4 万/坪(昨年同期比 +95.0 %)
上郡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.4万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +95.0%( +16.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -68.2%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.7年(昨年 36.7年から -2.8 %減)。平均土地面積は 211.2 坪 (昨年 192.4 坪から +9.8 %増)。平均建物面積は 55.3 坪 (昨年 39.3 坪から +40.9 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 65.0 % → 2024年 28.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 35.0 % → 2024年 57.1 %)
佐用駅 5.6 万/坪(昨年同期比 -52.0 %)
佐用駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -52.0%( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.7年(昨年 41.4年から +3.0 %増)。平均土地面積は 196.6 坪 (昨年 103.5 坪から +89.9 %増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 64.6 坪から -55.5 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 57.1 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 18.4 分 → 2024年 45.0 分、+144.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示