【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期の智頭急行智頭線 (上郡駅~石井駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.1万円/坪(4.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +55.5%( +5.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて +80.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.6年(昨年 37.8年から -13.8 %減)。平均土地面積は 256.3 坪 (昨年 146.0 坪から +75.6 %増)。平均建物面積は 64.1 坪 (昨年 64.7 坪から -1.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。上郡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上郡駅で昨年に比べ +98.4 %、坪単価は 17.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(上郡駅)は +98.4 %(坪単価 +8.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(佐用駅)は -69.0 %(坪単価 -14.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 37.8 年 → 2023年 32.6 年、-13.8 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 60.0 % → 2023年 14.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 57.2 分 → 2023年 81.2 分、+42.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 % → 2023年 85.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上郡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.5万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +98.4%( +8.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった佐用駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -69.0%( -14.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
智頭急行智頭線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上郡駅 | 17.5万/坪 (30.0年/256坪) | 8.8万/坪 (44.0年/140坪) | 23.6万/坪 (37.4年/114坪) |
苔縄駅 | - | - | - |
河野原円心駅 | - | - | - |
久崎駅 | - | - | 5.0万/坪 (0年/66.6坪) |
佐用駅 | 12.0万/坪 (0年/127坪) | ||
平福駅 | - | 4.7万/坪 (29.0年/163坪) | - |
石井駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上郡駅 17.5 万/坪(昨年同期比 +98.4 %)
上郡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.5万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +98.4%( +8.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.0年(昨年 44.0年から -31.8 %減)。平均土地面積は 256.3 坪 (昨年 140.2 坪から +82.8 %増)。平均建物面積は 46.5 坪 (昨年 32.3 坪から +44.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 44.0 年 → 2023年 30.0 年、-31.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 51.7 分 → 2023年 87.6 分、+69.6 %と大きく増加)
佐用駅 6.4 万/坪(昨年同期比 -69.0 %)
佐用駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -69.0%( -14.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 48.0年(昨年 28.0年から +71.4 %増)。平均建物面積は 187.6 坪 (昨年 121.0 坪から +55.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 28.0 年 → 2023年 48.0 年、+71.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 11.0 分 → 2023年 30.0 分、+172.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示